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CNET Japan ブログ

プログラマの救世主XP

2008/09/11 02:09
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プロフィール

山田ひさのり

私がプロジェクトマネジメントを実践したり学習したりしていく中で、ためになった考え方やノウハウを紹介していこうと始めましたが、その後ケータイ/ソーシャルビジネスを中心の情報発信に変化しました。暫くの間更新が滞っていましたが、私の転職をきっかけにグロースハック/ハッカーの情報を発信するグログとして投稿を再開しました。
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「ITベンチャーにとっての一流のプロジェクトマネージャーになる」ことを決意した私はまずは世の中にあるプロジェクト管理手法を勉強し始めました。当時はXPが流行りはじめで小規模開発に適したXPは多くのITベンチャーで注目を集めていました。私はXPの書籍やネット記事を読み漁り、XPの利点と欠点を正しく理解することに勤めました。XPで最も信頼のできる書籍はXPの生みの親であるケント・ベックの執筆した『XPエクストリーム・プログラミング入門』と思われます。私はまずはこの本のエッセンスを理解しようと勤めました。XPのエッセンスを知れば知るほど伝わって来たのは「失われた権利をプログラマの手に取り戻そう」という考え方でした。

当時のIT業界はWebベースのシステム開発が完全に一般化し、クライアント=ブラウザ、ネットワークインフラ=Webという構成で従来よりも小規模かつ安価にシステムを構築することが求められていました。しかしその流れの中にあってもシステムの大規模化と複雑化は確実に進んで行き、1つのシステムを構築するにも多くの開発者を必要とするようになっていました。そのためWebシステムでも上流、下流工程という言葉が一般化し、要件定義〜概要設計(上流工程)を行う人間と、詳細設計〜実装(下流工程)を行う人間が分離され、下請け・孫受けの構造がより明確になっていました。しかしそのような分業された開発体制は多くの希望に満ち溢れたプログラマから 開発の楽しみ を確実に奪っていきました。私も開発者なのでわかるのですが、上流・下流が完全分離された開発と言うものはシステム開発の醍醐味の多くを味わうことができません。そもそもシステム開発の楽しみは、要件定義〜納品までの様々なフェーズで味わえるもので単一のフェーズを切り取った開発ではその楽しみの(感覚値ですが)1/5程度しか味わえず、しかも下流工程の開発者は「作業をさせられている感」が残るばかりです。そんな開発スタイルが全盛の中XPは「プログラマの救世主」とも言える存在として迎えられました。私も当時開発者寄りの仕事をしていたためXPの考え方と手法に大いに共感し、「これからはXPの時代だ!!」とさえ考えるようになりました。そしてXPの自分のチームに取り入れるために更なる勉強と準備を進め始めました。

ところが、、

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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