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あるITマネージャの挑戦

2008/09/07 13:20
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プロフィール

山田ひさのり

私がプロジェクトマネジメントを実践したり学習したりしていく中で、ためになった考え方やノウハウを紹介していこうと始めましたが、その後ケータイ/ソーシャルビジネスを中心の情報発信に変化しました。暫くの間更新が滞っていましたが、私の転職をきっかけにグロースハック/ハッカーの情報を発信するグログとして投稿を再開しました。
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私はあるモバイルサイトの開発を6年程度職業としています。現在は開発者ではなくプロジェクト管理者としてこの業務に関わっていますが最近は「ITベンチャーにとって最適なプロジェクト管理って何だろう…」と強く感じるようになりました。と言うのも私の所属している会社は30人前後の小さな開発部隊から出発して、現在は様々な部署を備える150人程度の会社に成長しました。しかしこうなるまでには数多くの失敗プロジェクトを経験しデスマーチに陥ることもしばしばでした。その頃私は年齢が若かったこともあり度々の徹夜を経験しても全く平気でむしろ楽しさすら感じていました。私の周りにいる開発者も同様で「会社を成長させたい」、「世の中にインパクトを与える開発をしたい」という崇高な信念の下、度重なる激務に陶酔した日々を送ってきました。

そのかいあって現在私の会社はモバイル業界ではそれなりに認知され、「 モバイルの開発ならX社だよね」とたくさんのお客様にお声掛け頂けるように なりました。しかしそこまで会社が成長しても開発のプロセスや開発方法論 に関してはほとんど進歩しておらず、失敗プロジェクトの割合こそ減ったも
のの、締め切り前には相変わらずの徹夜作業が行われ、腕のいい開発者の技術力に依存した開発体制から抜け出ることができていません。私も多くのモバイルサイト開発を経験する中で開発者からプロジェクト管理者へと役割をスイッチしていきましたが、ただ単に従来からのプロジェクト管理方法を踏襲するだけで、プロジェクトメンバに対して何一つ新しい管理手法を打ち出すことができずにいました。その結果会社の成長に開発プロセスがついていくことができず、未だに多くの非効率な業務が行われているのが現状です。

前々からこの現状に不満を抱いていた私は自分の指揮するプロジェクトに洗練されたプロジェクト管理手法を導入することを決意しました。これは私の中で大きな決断でした。なぜなら私は自分の中ではこれまで開発者としてプロジェクトに関わってきたつもりでした。それは実際に物を作っている方が人間関係の問題に振り回されることも無く、開発者として仕事の楽しみを満喫できたからです。それは私が現在の会社を選択した理由の1つでもありました。だからなるだけプロジェクト管理などには関与せず、技術的に面白そうな業務を優先してきました。しかし多くのプロジェクトを経験する中で相変わらずメンバが多忙を極め、締め切り前には休日勤務という開発が繰り返され、「ベンチャーだから仕方ないよね」という言葉が飛び交う現実を見て「こんな開発を繰り返してみんな幸せになるのだろうか?」という思いが強くなって行きました。その思いが私を(気持ちの中で)開発者からプロジェクトマネージャーに転進させ、一流のプロジェクトマネージャーになることを決意させました。

このブログは私が「いかにプロジェクト管理を導入して開発者1人1人を幸せにするか」という目標を叶える過程を皆さんに公開するために書いたものです。おそらくは世の中に数あるITベンチャー企業も以前の私と同じ悩みを抱えていらっしゃると思います。このブログがそんな人たちに僅かでも参考に参考になれば幸いだと思っています。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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