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トラクションを掛ける、という生き方- hiro ( @ogawakazuhiro )

2010/09/24 10:00
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トラクション、という言葉を知っていますか?

 

簡単にいえば、「発進・加速を行う際にタイヤへと伝わる駆動力」のことであり、自動車やオートバイを前に進めるためのパワーのことを指します。このパワーをロスすることなくうまく使うことを、”トラクションを掛ける”と言い、逆にロスが多くうまく使い切れていない(ということは、タイヤを空転させてしまう)ことを、”トラクションが掛からない”と言います。クルマを効率よく(速く、燃費よく、安全に)走らせるためには、いかにトラクションをうまく掛けていくかが勝負になります。

 

トラクションとは荷重の置き方でもあります。大抵の(四輪駆動ではない)クルマやバイクは後輪駆動です。だから発信や加速時に後輪に荷重をかけることによって駆動力をそのままタイヤから路面に伝えることができます。 

 

このトラクションの掛け方、という考え方は、何もクルマやバイクだけではなく、ビジネスや勉学等の現場にも応用できるものです。なぜなら物事を首尾よく進めていくために行ういっさいの努力や工夫を、いかに効率的に実行していくかが、それらのキモであるからです。自分が行うすべての行動を、結果にひもづけていくために、どうトラクションを掛けていくか、という考え方をするわけです。

 

 

例えば、カラダを鍛える、という目標と立てたとします。単にスーツが似合うカラダにしようと思えば、肩と胸板を厚く大きくするトレーニングと、腹筋周りを絞るトレーニングを中心にしていくことが早道になります。 仮に握力を鍛えたり脚を太くしても目的にはあまり沿わないからです。

つまり、努力を効果に結びつけるために”トラクションを掛ける”ためには、目的が何かをはっきりと意識する必要があります。そのうえで効率的な方法を考えるのです。何か目標を持って行動を起こすのであれば、必ずその行動にトラクションが掛かっているかを考えるべきです。 

 

日々の自分の生活の中で、目的を持って生きているのであれば、その行動がロスなく目的遂行に向けて使われているかを=トラクションが掛かっているかどうかを、常に意識するべきでしょう。

もちろん無駄のない人生はつまらない、多少の道草や無駄はあってもいい。しかし、思ったより人生は短く、時間はいくらあっても足りません。掛けた労力が効率よく目的に結びつくのであれば、余暇を楽しむ時間だってできるというものです。

逆に言えば、トラクションをうまく掛けることができるドライバーは誰よりも速く走れるし、燃費だっておさえられるし、安全にも走れるのです。同じように、人生においてトラクションをうまく掛けていくコツが分かれば、より楽しく有意義に生きられるというものです。

 

「努力してます」「がんばっています」と言うのは簡単です。

しかし、問題はその労力(トラクション)が成果(加速)につながっているかどうかです。エンジンの駆動力をタイヤを通じて路面に正確に伝えることでクルマは加速します。アイデアを実現するための努力を、いかに効率よく成果につなげていくか。そこが大事なはずです。うまくトラクションがかかっていないのであれば、成果は出ません。それならば、いかなる努力も無駄に終わります。

 

単純な物言いですが、最近人気の韓流ガールズグループの少女時代も新曲「GENE」の中で、”世界は意外にも単純にできている”と歌っています(笑)。世の中の原理や仕組みは本当に、単純な構造のフラクタルです。問題は物事を必要以上に複雑に考えてしまったり、もしくは理解しようとせず、ちゃんと考えないままに行動してしまう我々の側にあります。

自分のタスクに対して、ちゃんとトラクションが掛かっているのか?と日々自問自答するだけでも、成果に向けて大きな違いがでるはずです。

 

 

 

 

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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