オガワカズヒロのkazuこと小川和也です。
僕としての初めてのエントリーとなりますが、みなさま宜しくお願いいたします。
初回なので、僕の方からもプロフィール的なお話をさせていただきます。
オガワカズヒロは、もう1人のオガワである小川浩と小川和也のユニット名です。1人の名前の体でいて、実際は同じ小川姓の2名で形成されています。エンターテイメントの世界であればともかく、ビジネス領域ではかなり珍しいコンセプトなのかもしれません。しかし今となっては、各々のオフィスへ「オガワカズヒロ」宛で郵送物も届いてしまう次第です。
そもそもオガワカズヒロ以前から2人で協業活動をしている中で、 クライアントの方などからコンビネーションの妙を感心いただき、挙げ句、「兄弟ですか?」「親戚ですか?」という質問すら受けることが多くなり、ある意味では自然の流れが如くオガワカズヒロというユニットが生まれた感があります。
その「妙」とは何なのかをあらためて考えてみますと、「2人の得意技は違うけれど、それを相互理解した上で自分の機能を最大化し一対になること」だと認識しています。僕のビジネススタートは金融機関で、そこで市場拡大のための様々なマーケティング活動をしていました。僕が創業し代表を務めているグランドデザイン&カンパニー株式会社は自社でシステム開発機能を持ちつつも、社名の通り「グランドデザイン」構築をコアコンピタンスとしているため、テクノロジーよりもサービスやビジネスモデル設計とその運用(当然広義でのマーケティングが必要)を基軸としており、僕としての得意領域もそこになります。
もっとも、違う得意技を持ち寄り相乗効果的アウトプットを出す概念自体は一般的な話です。しかしここで重要なのは、“お互いの得意技に対する相互の理解度”なのだと思っています。自分の得意技ではない相手の得意技を、とはいえどこまで自分サイドでも咀嚼して理解できるかということです。その相互理解度の高さはもちろん実務面で有効に作用しますが、一方で、「本当の意味での共鳴」という目に見えないエンジンとなります。そしてこのエンジンこそがベンチャービジネスにおけるブレイクスルーの起点になると感じています。
インターネットが情報流動のスピードを上げたこともあり、マーケットの変化は目まぐるしく、特に僕らが属するWebの世界は凄まじく変化が速い。そこで必要となるのは、「Time to market(新製品の開発検討フェイズから製造開始フェイズに要する時間)を劇的に早める」ことであり、そのためには会社の枠組みすら超えて「創造力」を高めなければならないと考えます。だからこそ、僕らの社名もグランドデザインの後には“&カンパニー(仲間)”がセットになっています。
そしてオガワカズヒロというコンセプトも、まさにその象徴の一つだと思っています。
僕の中のミッションは、世の中に価値ある創造をもたらすこと、大きな目標や夢を実現すること。
そのためには常識を超えた馬力のエンジンが求められ、そのエンジンを作ること自体も僕にとってはもう一つ重要なミッションとなっています。