東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が閉幕し、ガースーはコロナ対策に専念するため自民党総裁選に立候補せず。新型コロナ感染拡大では、外来での抗体カクテル療法が効果を発揮し、デルタ株の猛威は一旦収束を始めてはいるものの依然として病床の逼迫は続く中、東京都ほか19都道府県の緊急事態宣言は9月11日の期限を待たず30日まで延長が決定。それでもようやくマスコミ各社は感染者数や病床率などだけでなく、ワクチン接種率やワクチンパスポートによる行動範囲の拡大予測などについても取り上げるようになり、すこしづつ社会生活を元に戻そうと働き始めているような気がしているのは私だけでしょうか。
ガースーが感染拡大阻止を失敗したからいけないんだとか批判する前に、ウィズコロナにおける社会経済生活のベスト提案をする人が早く現れてほしい今日このごろであります。
そのような状況もあって最近はロボットの話題が非常に多いです。とくに8月19日にテスラが発表したヒト型ロボット「テスラボット」には心を奪われました。そんな最近の話題をピックアップしておきます。
■代わりにやります!テスラが人型ロボットを開発!?
電気自動車EVの世界的メーカー・テスラが8月19日、人型ロボット「テスラボット(Tesla Bot)」を開発し、2022年にはプロトタイプを公開すると発表しました。
トヨタなどの大手自動車メーカーなどでもロボットの開発をしているところが多い中、人型ロボットの開発はめずらしく、今後テスラにさらなる注目が集まることは間違いなさそうです。
人型ロボット「テスラボット(Tesla Bot)」は身長が173センチ、体重57キロ、約20kgまでの荷物を持って時速8kmで移動できる仕様だそうです。公開された写真を見ていただくとわかるように、ボディーは白い流線形で、人間が白いタイツを被った姿のような感じ。顔面には情報を表示するスクリーンを備え、頭部にある8つのカメラで、捉えた映像をリアルタイムで機械学習し、人が操作することなく「完全自立ロボット」を実現させるということです。
これまでアラン・チューリングは「人に似たロボットを作ることは無駄で、非常に不快な結果を招くだろう」と述べたり、グーグルのロボット工学者だったライアン・ヒックマン氏も「ヒューマノイドロボットは正しい問題に対する誤った解答」などと、人型ロボットに否定的な声が多かった中で、イーロン・マスクCEOはこの会見で「この世界は人間が人間のために作っている」「人の作業を代わるには人型が適している」と言い切ったそうです。果たして来年のお披露目が楽しみです。
■駅そばロボットが続々登場、、、
昨年春に中央線の東京・東小金井駅構内にそばを茹でるロボットが出現したという話題で盛り上がったと思ったら、私がラジオ出演している海浜幕張駅のペリエ海浜幕張にも、そば調理を自動で行う「駅そばロボット進化版」がお目見えしています。
場所は「そばいちペリエ海浜幕張店」で、「駅そばロボット」は人間型ではありませんが、生そばを投入し、茹でる、洗う、締める一連の調理行程を完全自動化した機械型ロボットになります。昨年に実験導入された東小金井駅の「駅そばロボット」を更に改良して、券売機との連動やロボットアームが2本になるなど、以前の3倍以上の生産力になっているそうです。
券売機で注文すると自動で駅そばロボットが動き出し、1本目のロボットアームが生そばを茹でるためのテボ(茹でザル)へ投入。その後2本目のアームが茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を行なってくれます。最後の水切りと盛り付けは人が行なってできあがり。話題性や人件費の削減に加えて「ゆで麺機省エネシステム」の活用で年間約30万円の光熱費削減も見込めるそうです。
今後2026年までに30店舗へ導入めざすということで、あなたの町にも「駅そばロボット」が登場する日も近いです。
■ニャか良くなる!?ネコ専用の友だちロボット!?
新型コロナ感染拡大で家にいる時間が長くなって一緒に生活しているペット、特に猫ちゃんがこれまで以上に人懐っこくなったという統計結果が発表されましたが、人懐こっくなってはいるんですが、ご主人さまが家で仕事しているため動きがあまりありません。そのため猫ちゃんの運動不足が気になってはいないでしょうか。実はコロナ禍で猫の肥満を心配されている方が多くなっているんです。
そんなあなたにもってこいの「猫ちゃんペット用ロボット」がクラウドファンディングサイトで発表されて話題になっています。それがエナボット(enabot)社の「イーボプロ(ebo Pro)」です。
テニスボール大のサイズの丸形ロボットで、前面には電光掲示板的な場所があって、目の表情を表して点滅するなどします。AIが搭載されていてコロコロ転がりながら自動で動き始め、猫を自動認識すると動画を撮影したりレーザーポインタを発光して猫ちゃんにいたずらを仕掛けたりします。猫が追いかけてロボットに触れると動きを変えたり餌を出したり音を発したりもしてくれるそうです。遊び疲れた頃にロボットは自動で充電場所に戻って終了。ご主人いらずで猫ちゃんの適度な運動をフォローしてくれるというわけです。いまや猫ちゃんのトレーニングもロボットにおまかせの時代になりました。AI機能装備のプロバージョンはアマゾンやマクアケで約3万円で販売中です。
(出典)
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■Tesla Bot
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■駅そばロボット
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■猫用スマートロボ「Ebo(イーボ)」