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ウエアラブルとkindleのあるべき姿を考える:第7回トンコネJAM

2013/01/24 10:30
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土屋夏彦

radikoが有料で全国が聴けるようになり、いよいよ聴き逃しサービス「タイムフリー」も始まるかと思いきや、2016年になってしまいましたが、AMが在京3局も含め順次ワイドFM化を始め、TOKYOFMグループのi-dioもいよいよこの3月から始まるようで、今年の地殻変動はかなり大きいかも!
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■CES2013に行ってきました

IT使いのスペシャリストでラジオパーソナリティの吉田尚記氏、音のQRコード「トーンコネクト(Toneconnect)」社長CEOの加畑健志氏と共に、最近気になるネットの近未来をトークセッションする会「トンコネJAM」。今回も吉田氏の新番組「BUZZニッポン」に出演中の現役女子大生Rubyアイドル・池澤あやかさんも加わって、年明け最初のトークセッションが1月16日(水)、大崎のソネットエンタテインメントで行われました。

吉田さんと加畑さんは、彼らが開発/運営を行っている「トーンコネクト」の紹介やPRを兼ねて、1月8日から11日にアメリカ・ラスベガスで行われた「CES2013(国際家電ショー)」に行かれていたということで、CESでの話題から始まりました。


トンコネJAMの面々(左から加畑氏、池澤氏、吉田氏)

■今年はウエアラブルものが流行る!?

加畑:正直今回はほとんど「トーンコネクト」の展示会場に付きっきりで、来場者の対応に追われていたので、あまり会場全体を見られたわけではないんですが、全体的な感じはバッチリ掴んできましたよ。

加畑:我々がいたのはSonyブース。番組「Connect to you」のスポンサーとして「トーンコネクト」アプリをXperiaにいち早く採用してくださったことから、今回のCESでも展示をして下さいました。対応機器が最新の「Xperia™ Z」だったので、ものすごい人気でした。

吉田:「Xperia™ Z」は、日本におけるガラケーのニーズを研究し尽くして誕生させた、Sonyだから出来た最先端スマートフォンだと思います。水に沈めても大丈夫な防水性を始め、世界で最も進んだ使い方をしている日本だからこそわかる機能が満載。触ってみたユーザーの誰もが「凄い」を連発していたのには感動しました。日本での発売が楽しみです。

吉田:そんな中、今回のCESでよく見かけたのがスマートフォンとの連携もの。特に「ヘルスケア関連機器」との連携は目立ちましたね。例えばエアロバイクとスマホがつながるとこんなことができるんだと感心しました。自動車とスマホがつながるなんて言うのもありましたね・・・。

吉田:これは、いよいよスマートフォンが人間のライフスタイルを補完するレベルに達したのではないかと思うんです。ここから私が導き出した結論は

「今年はウエアラブルものに注目が集まる」

吉田:ウエアラブルコンピュータと言えば、体に装着できるスマートフォン(コミュニケーション機器)のようなものですよね。例えばgoogleが開発中の「プロジェクト・グラス」。目にサングラスのように装着できる通信機器です。こういった夢のガジェットが今年はどんどん現実のものになっていって欲しいと思うんです。

■「kindle」だけで生きていく・・

鋭いアンテナを持つ彼らならではの視点でCESを振り返ってもらったところで、話題はもう一つの今年の注目「kindle」について議論してみようということになりました。口火を切ったのは吉田さん。

吉田:僕は今の生活で全部kindleになってしまって何の問題もないです。本は読んで初めて価値を見出す物と考えているので、形状やデザインなどにはこだわりが全く無いです。読むときに読みやすければいいだけ。

加畑:僕もアマゾンが音楽ダウンロードにも対応してくれたので、kindle一本でも良くなりました。音楽を聞くときはiPod、本を読むのはkindleと機械もアカウントも別々になってしまうのが許せなかったんです。

これは面白い発想。iPadで本を読むのも、koboで読むのもみんな別々のアカウントになってしまいます。それでも良いと思ってましたが、モバイル世代は、携帯電話がすべての決済アカウントという発想なんですね。だからドコモアカウントで本も音楽も洋服も食べ物もすべてが決済できる、みたいなのが理想型。ドコモも負け時とショッピングサイトなども始めていますが、アマゾンが一歩リードという受け止め方なんですね。

そんな中池澤さんは、全く違う視点を持っています。

池澤:本や音楽データは自分にとってかなり大切なもの。それがアマゾンのクラウド上で管理されていることをイメージすると、万が一クラウドが壊れてしまって何もなくなってしまったらとても悲しいので、全部kindleにしてしまうのは、自分にとっては時期尚早。

これも大変面白い意見。アマゾンで購入した電子書籍は、購入履歴があるかぎり、本のデータが万が一壊れたとしても、何度でもダウンロード出来るはずなので、池澤さんの心配はまず現実には起こらないわけですが、意外と若者のほうが、物質文明にまだ片足が残っている感じなのでしょうか・・・。


ガジェットに埋もれる吉田氏

■電子本はぱらぱらめくれるべきか・・・

さらに吉田さんは話しを続けます。

吉田:電子書籍を読むときに、ぱらぱらめくるアニメーションがよく出来ているかという議論になりますが、僕は全くもってナンセンスだと思ってます。先程も言ったように、本は読んで理解して初めて価値が芽生えるもの。リアルな本を読むときの環境シミュレーションは必要ない。次期に電子書籍世代とか言うようになると、彼らはページを送るためのタッチノブがどこにあるかのほうが重要で、めくるという概念はないわけです。

なるほど、言われてみればそうかもしれません、本を読む行為を促進させるために、ページめくりのような演出を望んでいたわけですが、そもそもが、読みたい本だったらそんなまどろっこしいものはないほうがいいような気がしてきました。

しかし、若い池澤さんはそうでもないようです。

池澤:ぱらぱらめくることで、ページを見つける楽しみが増えるので、めくる機能は私は必要です。でも今のめくり機能では、ページの中身が覗けないので、ぱらぱらめくりながら、それぞれのページの中身がちょっとだけ覗ける作りにしてもらいたいです。

これも正当な意見ですね。今年は間違いなく多くの人が「電子書籍デビュー」の年になると思いますが、まだまだ改良の余地はたくさんあり、それぞれにビジネスのヒントが転がっているのではないでしょうか。

ちなみに、トーンコネクトの技術を使って本の貸し借りができるサービスなんかも出来るのではないでしょうか。アマゾンには個人同士の貸し借りができるKDPセレクトサービスというのがありますが、購入したkindle本を、ピポパの音で友達のタブレットに送れたら、結構楽しいのでは? ぜひ番組で試してみて欲しいところです。


(参考資料)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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