お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

面白法人カヤックでクイズとRPGを合体させたのは誰だ!?

2012/12/06 09:30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

土屋夏彦

radikoが有料で全国が聴けるようになり、いよいよ聴き逃しサービス「タイムフリー」も始まるかと思いきや、2016年になってしまいましたが、AMが在京3局も含め順次ワイドFM化を始め、TOKYOFMグループのi-dioもいよいよこの3月から始まるようで、今年の地殻変動はかなり大きいかも!
ブログ管理

最近のエントリー

■Amazonがゲームを始めるとどうなるか・・・

11/8には、グリーとヤフーの業務提携、11/22には、ミクシィとDeNA(モバゲー)の業務提携など、最近騒がしいソーシャルゲーム業界。それもそのはず、いよいよAmazon(以下アマゾン)がゲームサービスを日本でも始めるからだ。

アマゾンのKindleがいよいよ日本でも発売され、この年末にお目見えするKindle Fire HDでは、アマゾンポイントとソーシャルゲームが連携されると噂されるGameCircle(以下ゲームサークル)もスタートすると予測されている。(現時点ではアマゾンAndroidアプリストアのみオープンしている)

これまでのグリーやモバゲー、はたまたフェイスブックとは何が違うのかと言えば、アマゾンでお買い物をして貯まったポイントを元手にゲームができる、ゲームで得たポイントで本が買える、ここがこれまでと全く違うのだ。

いくらグリーのドリランドでポイントを獲得してもそのポイントはあくまでゲームで利用するポイント。ところがもし、アマゾンに仮にドリランドが登場したら、そこで得たポイントで本を買ったり、音楽ダウンロードしたり出来るとなれば、もはや同じにやるならアマゾンでやるだろう。

ドコモもキャリアビジネスを諦めて、ゲームとショッピングサイトを立ち上げる位なのだから時代は完全にアマゾンペースなのである。

■面白法人カヤックの面白人

そんな中、アマゾン・ゲームサークルに一番乗りして欲しいし、そういうことを必ずややってくれそうな会社と言えば、そう、「面白法人カヤック」。丁度先日眺めが美しい横浜展望台支社の見学も兼ねて取材に伺うことが出来たので、いろいろ可能性をお聞きしたのでご紹介する。

お話を伺ったのは、カヤックの最新スマートフォンアプリ「冒険クイズキングダム」。クイズに答えてモンスターを倒しゲームを進めるRPGなのだが、これを彼らは「ソーシャルクイズRPG」と称している。

11月9日より、「冒険クイズキングダム」をApp Store、Google Playにてリリース。いわゆるスマホアプリで大ヒット中の「パズル&ドラゴンズ(通称パズドラ)」のクイズ版である。パズドラを「パズルRPG」というジャンルで表すのに対し、冒険クイズキングダムは「ソーシャルクイズRPG」なのだ。

 冒険クイズキングダム(マイページ)  冒険クイズキングダム(冒険ページ)


リリースから3週間足らずで30万ダウンロードを突破だそうなので(11月27日の発表資料より)、ヒットの兆し十分。

これを考え出した後藤裕之氏にお会いした。元バンダイナムコゲームスで数々のゲーム開発を経験してきたゲームの達人。その上、学生時代にはクイズ研究会に属し、テレビ番組のクイズ作家の経験もあるという。また9回の優勝経験を持つイントロクイズ王でもあり、さらには円周率を42,195桁まで暗唱し、ギネスに載ったという経験も持っている逸材中の逸材。

パズルをゲームに取り入れるなら、そのパズルの難易度ははっきりと数値化できるわけだが、クイズとなると、解ける解けないのバランスは、経験でしか判断できない。ということは、クイズをゲームに取り入れることは、誰でもできることではないのだ。

それを難なくやってのけた後藤氏。すなわち、クイズ王の後藤氏だからこその発想であり、彼こそが、クイズとRPGを合体させることに成功したゲーム界の山中教授なのである笑。


クイズを考える後藤裕之氏

■暇つぶしではない、ためになるゲーム

クイズを解いてキャラクターを育てていく「ソーシャルクイズRPG」。単にゲームをクリアしていくだけの暇つぶしから、知らず知らずのうちにためになるゲームにグレードアップ。確かに興味あるゲーム分野だと思う。

そんな知的好奇心を刺激し、それでいてギャンブル性も加味されているものとして思い出すのは「キャンペーン生活」という、クイズに答えて欲しい物をゲットできるサービスのこと。見た目はまるでオンラインショッピングのようなのだが、商品を手に入れるためにはそれ相応のクイズ問題を購入して答えられなければならない。

これもクイズの正解率が、賞品代に直接影響するため、簡単な問題ばかり出してしまうと、すぐに赤字になってしまうビジネスモデル。そのためどのクイズの正解率はどのくらいという経験則が重要な鍵を握っている。これとまさに冒険クイズキングダムは同じ。そこで最初に話したアマゾンゲームサークルの話である。

■冒険クイズでアマゾンを制覇せよ!

もしこの「冒険クイズキングダム」がアマゾンゲームサークルでできるようになれば、まさにRPGをやりながら、本や衣服、アクセサリーなどAmazonで販売しているリアルなものがゲットできるようなことも可能になる。これって「キャンペーン生活」を完全に超越するのではないか。

「冒険クイズキングダム」では今、以前アーケード他で大ヒットした「クイズマジックアカデミー」を始め、携帯ゲームなどのクイズゲームにハマったユーザーも続々と集まってきているそうだ。そんなクイズ好きの熱い想いを受けて、クイズに答えてゲームを進めると共に、リアルな商品を次々とゲットできる夢のソーシャルショッピングセンターが待ち望まれる。

ゲームとアニメは日本のお家芸とも言えるもの。これをアマゾン(というかその中に乗るであろうアングリーバードなどの米国産ゲーム)なんぞに取られてはならない。アマゾンの密林を進めるのは、カヤック(インデアンカヌー)を置いてほかにはないと確信した笑。


(参考資料)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー