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漁業と産業政策 〜 魚って、難しい・・・

2008/03/30 23:51
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プロフィール

村上敬亮

長年、官の立場からIT業界に携わり、政策の立案、実行をしてきた経済産業省 資源エネルギー庁の村上敬亮氏が、ITやエネルギー、様々な角度から、日本の発展のための課題や可能性について語ります。
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 先日、漁業のプロに、いろいろ教えていただく機会がありました。妙な感想ですが、強いて言うと、ちょっとタクシードライバーに近いかなって、思いました。漁業全体を勉強した訳ではないので、あくまでも素人の漁業勉強記ですが、たまにはITネタ以外も良いかなと思い、投稿してみます。逆に、お詳しい方には、今更感のある話だと思いますが、お許しくださいませ。 

 

1.お話を伺ったケースの特徴

 

 今回お話を伺ったのは、大都市圏に近く漁獲高もそんなに大きくない地域のケースです。そういう意味では、漁業のお話といっても、また異なる特徴が、幾つかありました。

 第一に、漁場が消費地に近接していることです。このため、漁師さん達は、水揚げされた魚を組合には売らず、自分で、大都市圏のお得意先に持っていってしまうそうです。1〜2時間も走れば契約先に届けられるので、その方が安心なんでしょうか。しかし、そうやって得意先を持っているとはいっても、日々の水揚げの内容は、またバラバラ。良いものは高く買ってもらえますが、その他大勢は、案外、無料でさしあげたり廃棄処分になってている魚も多いそうです。実は、そう考えると、必ずしも効率の良い取引ではない。この辺は、焼津、八戸といった地域の漁港とは正反対の悩みとなっているようです。

 第二に、漁獲量が決して多くはないということです。となると、市場では、量と存在感で水揚げ量の大きい港には勝てない。質的には良いものが獲れるそうですが、魚の良さって、調理法とセットという面もあるし、分かるようで分からないところもあるので、余程圧倒的な違いでない限り、その良さを市場で分かってもらうのが難しい。例えば、かなり良質な舌平目が獲れるそうですが、市場におけるプレゼンスがそもそも弱いので、大型市場ではなかなか大事に扱ってもらえない。調理法と一緒に宣伝できればかなり良いものだと思っても、舌平目のムニエルの作り方に不安のあるようなエンドユーザー相手に、その良さを分かって買ってもらうのは、なかなか難題だそうです。ましてや、市場を介してとなれば、ますます難しい。で、結局、その辺を理解してもらえる地元近辺に卸して終わってしまう。きれいに言えば地産地消ということだと思いますが、どんなもんでしょうか。もちろん、市場にも仲買人のネットワークはあります。しかし、そこまで綿密な仕分けと値決めを期待するのは、なかなか難しいようですね。

 第三に、このケースには限らない論点だと思いますが、水揚げ内容の変動が激しいこと。例えば、近海ものでやっていると、極端な話、タンカー事故で海峡に油が流出なんてことがあれば、この影響で、すぐキビナゴ漁は中止になる。また潮の状態、天候その他で、近郊ものは捕れる魚が全然変わってくる。加えて、一年を通じて安定して取れる魚は少なく、良い魚は、逆に一時期に集中してあがってしまうことも多い。そうなると、せっかく良い魚でも、値は悪くなっちゃいますよね。農産品だって同じといえば同じですが、農産品の場合、まだ収穫時期を多少ずらすことが可能です。こっちは、全くの水物。

 なかなか、厳しい性格のものだと改めて実感しました。 

 

2. 政策的に考えてみると・・・

 

 では、こういった生産面での厳しい実態を踏まえて、産業政策的に競争力ある産業の育成ということばかり考えてきた自分から見ると、どんなことを思うのでしょうか。

 第一に、生産面がどうしようもないとなれば、流通や出口マーケット作りを工夫することで、産業としての付加価値力を上げていきたいなと考えます。しかし、今のような漁師個人ベースの販促活動には自ずと限界があります。となると、ある程度まとめて流通を取り扱う地域漁業商社的なところが、販路開拓をしていくしかない。しかし、大型漁港と同じように商売をしても勝てませんから、全国ワイドのマス市場でも、特定個人・商店向けのニッチ市場でもない、中規模の市場を探していく必要がある。しかし、ビジネス相手の商売となると、ある程度、質と量が安定的に供給されることが必要となりますから、一地域商社単騎の取組ではどうしても苦しい。そこをどう超えるかが課題になってきます。例えば、全国的に、丁度似たような状況にある地域漁業商社同士が、横に手を組む地域商社ネットワークのようなものができないか。そんなことを考えてしまいます。今回お話を伺ったケースも、実は、似たような問題意識から、独自に新たな販売促進活動に取り組んでいらっしゃるところだそうです。

 第二に、では地域商社さんは、どのような売り込み方を考えればいいのか。特徴ある中規模の市場を作るには、どうしても、中長期的に話題の作れる企画ものを作って、ブランドにしていくことが必要ですよね。「明石の鯛」まで有名でないといけないかどうかはわかりませんが、そういう企画的な売り出し方を、地域商社が頑張って掘り当てていく必要がある。これが、できそうで、なかなかできない。

 もう一つ別の行き方は、逆に短期に需給のミスマッチの解消を狙うこと。それこそ、今ならITがあるわけですから、一度に沢山揚がってしまった魚のうち、既存の市場では吸収しきれない量を、もっと上手く裁くことが出来るのではないか。農産品でも、同じように市場化できずに廃棄処分となる産品は多いようですが、漁業の場合、もっとそこが極端なわけですね。これを上手く裁く仕組みを考える。

 第三に、全部が「明石の鯛やタコ」のようにブランディングできれば良いですが、それも難しい。となると、付加価値の生み出せる産業になるには、単純に考えると、養殖ものや加工産品など、工業的に生産できるような形で安定的な高付加価値化を狙うことが必要になる。ここは本質的な課題なんでしょうね。しかし現実を見ると、漁業におけるの加工って、実は比較的単純で人手勝負のものも多い。骨を抜く、三枚に下ろす、干す、こういった加工レベルでは、工業的にやっても、労働集約型産業ということになって、高い利益率という感じではなくなる。

 仮に、加工度合いを強めて、「タコ飯」、「レトルト食品」などとなってくれば付加価値も高くなるでしょうが、漁業の現場でそれだけ難しい内容の大型投資をするのは大変です。また、全国ワイドの加工業者にはなかなか勝てません。じゃあ加工食品の原料として売ろうと思っても、結局、そこは安さ追求できますから、加工業者大手に買いたたかれてしまう。結論的には、大きな加工は避けて、鮮度勝負で直接消費地に届けてしまうことになりがち。こうして、話は振り出しに戻るわけですね。やれやれと。

 

3.現在の取組の例

 

 同じような問題意識は、プロの皆さんは当然お持ちなわけで、実は、今回勉強させていただいた方々も、新たな販売促進活動をしていらっしゃるのだそうです。

 具体的には、主旨に賛同してくれた漁師さんを対象に、水揚げした魚を直接消費地に持っていくのではなく、一度買い上げてさせてもらう。それを、近接する大都市近辺の中型スーパーと契約し、直接卸している。取引先のスーパーは、店舗数ベースで10軒に届かない程度で、まだまだということでしたが、この範囲では、着実に成果は上がっているように思いました。

 第一に、今の取引先との関係では、何とか儲けが出るラインで買ってもらっている。また、先方も、日々の水揚げ内容が保障されているわけではないことは承知の上で、地物に期待してくれた形になっているので、ビジネスモデルとしても安定している。

 第二に、漁師さんが得意先さんと直接取引をする場合、結局、良質の魚にだけ値が付くので、水揚げしているものの安い魚の多くは、無償供与だったり廃棄されていることが多いそうです。しかし、このケースでは、小規模ながら数をまとめられるので、とにかく安い魚も値段を付けて売る努力をしている。その結果、漁師さん単体では、「2〜3万円/一回の水揚げ」程度の売上高だったものを、最近計算してみたら、「6〜7万円/一回の水揚げ」程度まで引き上げることに成功していたそうです。後述しますが、漁に出れば、日々6〜7万円程度売れると言うことになれば、生活環境も大分変わってきますよね。

 他方、課題も多い。第一に、正直、今の規模でも損はしてないが、この規模だと本格的なビジネスというにはまだまだ不十分。漁師さんにとって見れば、日々の売上は上がるし、自分で大都市圏内部まで出向く必要もなくなるし、良い話だと思うのですが、実際には、今ある取引がやはり大事なようで、協力してくれる漁師さんを見つけるのは大変だそうです。

 第二に、今の規模だから、今のスーパーに頼っていればよいが、これ以上協力してくれる漁師が増えてきたときに、この条件で取り引きしてくれる業者が上手く見つかるかどうかは、まだ保障がないとのことでした。例えば、大手スーパー系や大手百貨店系のバイヤーとは話をしたことがあるそうですが、今のような規模と内容だと、ほぼ門前払い状態になると、なかなか反応は厳しいようです。

 第三に、やはりこうした取組自身がバイヤーや市場に余り知られていない。ホームページなども作ってはいるが、本格的に知名度を上げない限り、全国規模の市場で勝負するのは難しい。ここも、ネックですね。

 二番目、三番目の課題は、地域産品全般にも共通するように思いますが、いずれにせよ、なかなか、大変ですね・・・

 

4. 漁師世帯のある生活イメージ

 

 さて、では、こうした事業を実際に支えている家族経営の漁師さんの場合、実際の生活イメージはどんなもんでしょうか。ラフに整理してみました。

 この場合、直接消費地に売りに行っても、日々の水揚げ内容の違いも大きく、一日2〜3万円程度売れればよい方とのことですので、仮に、月に20日漁に出たとしても、年間売上は500〜700万円程度。一回出るたびに燃料代は1万円程度かかるそうなので、これに船のメンテや乗船員などその他コストを考えると、家族としての収入は300〜400万円程度になってしまいます。

 加えて、天候の問題は大きく、10日連続してでれない日もままあるなど、月に20日安定して漁に出るのは、なかなか難しいことだそうです。また、それだけ休んでいれば、職業倫理も弛み勝ちになる。結局、副業がなければとても生活していけない。

 仮に、今回の取組を通じて、一回の漁当たりで5〜7万円程度売り上げられると、年間売上は1000万円を超え、燃料代その他を考えても500万円以上は手元に残ることになる。加えて、日々それだけ売れれば、厳しめの日も頑張って出ようという意欲も湧く。こうなると、展望が立ちますね。

 しかし、そのレベルまで行っているのは、漁師世帯の中でも、相当良い方。今回のケースの場合、現実に、そこまでやれる漁師は少ないとのことです。もちろん、逆にもっと上手く収益をあげていらっしゃる方もいると思うので、あくまでも、漁業全般のうち、一部のケースを念頭に置いた想定ということですが。

 

     *    *    * 

 

 こうした方々の生活をよりよくするような産業のありようって、やはりなかなか難しいのでしょうか。

 それでちょっと思いだしたのが、深夜残業(もちろん終電時間を大きく超えてのことですが)の時、時折お世話になるタクシードライバーさんのお話でした。

 僕が伺ったタクシーさんの場合、今、だいたい売上の6割くらいがドライバーさんに残るということだそうですが、一日の売上が5万あれば、燃料代等を除いた状態で手元に3万円残るので、まあ、やっていこうという感じになるそうです。逆に、それを下回ると、だいぶしんどい。一日の収入が1万円しか残らないのだったら、スーパーのパートでも良い。3万ならなんとかということだそうです。

 他方、頑張れば売上5万円の世界を大きく超えるような世界の展望が立つかというと、それも大変。もちろん、夜に長いのを狙ったり、若しくは、とにかく稼働率を上げるなど、もっと高い収入を得てらっしゃる方もいると思いますが、いずれもずっと長期にわたって続けるのは大変な話です。何とも、一定以上の収入アップに望みを得ようとすると閉塞感がある。

 こういう暮らしに携わる方々の世界を、もう少し、そのプロの世界の良さを残したまま高付加価値化する方法は無いものか。規制や制度の問題も大きそうに思えるだけに、悩ましいです。

 

5. 加工・設備投資の現状

 

 さて、こうした漁師さんの実態に対して、もちろん、漁協さんも手をこまねいてみているわけではありません。

 例えば、大型倉庫に投資をして漁師さん達に倉庫施設を提供したり、みんなが使えるような加工設備を入れるなどの努力はみなさんやっておられます。しかし、伺ったケースでいえば、色々やっても、引き続き水揚げを直接消費地に持ち込んでしまう漁師さんが多く、冷蔵・冷凍倉庫の回転率すら、正直、高いとは言えないそうです。結局、生活は、なかなかは変わらない。

 加工装置も、ハモの骨抜き機械やアジを三枚におろす機械など、簡単な装置は入れているそうですが、これは本当に簡単なもので、動かすときも人力中心。使ってはいるけれども、あまりこれで高付加価値になるという感じではないようです。

 ちょっと気の毒だなと思ったのは、今回のケースでは、豊富にあがるタコを活用して、タコ飯に挑戦する予定だったのだそうです。実際、その加工機械は本格的なものだし、相当な収益が期待できたはずだった。しかし、不幸なことに、設備を入れた翌年から、タコの収穫高が落ちてしまい、加工用タコが確保できなくなってしまったそうです。純粋設備資金としては800万円程度、工場は、その他の加工設備が入っているスペースを活用しているので、大きな損失というほどではなかったそうですが、その前年並みに量が確保できていれば、数千万円前後の売上は期待できたのではないかと思われるだけに、残念ですね。

 もちろん、それだけ高く売れるなら生での出荷や茹で蛸をやめても良い、という発想もあって良さそうな気はします。しかし、現実には、漁師さん達にとって、タコだけが扱っている商品ではないし、鮮度の高い魚類を期待して待っている得意先との関係を考えても、タコだけやめてしまうというのは、なかなか難しいようです。

 

6. 今回伺ったーケースから感じた全般的な課題 (まとめ)

 

 そんなこんなで、 伺った話を整理してみました。

 第一に、結局、鮮度勝負、物流勝負にしてしまっているために、商品全体としての付加価値がなかなか今以上には上がらない。付加価値を上げる余地が少ないから投資を呼び込むのも難しい。投資もないから、引き続き、細々と漁業を続けるという悪循環が、零細漁業では続いている。

 第二に、加工食品など商品の高付加価値化へのトライがないわけではない。しかし、骨を抜くなど、加工の種類が単純なものか、逆に、缶詰やレトルト食品など全国的なマス市場で売り込む商品が多く、漁業の現場から見ると、総合的な商品展開はなかなか出来ない。ニッチで高く売るか、マスに安く買われるか。二者択一的な感じがしますね。

 第三に、調理する側のリテラシーの問題も大きく、舌平目のムニエル一つとっても、もしちゃんとした調理法が浸透していれば、市場で良質な平目を見る目も変わるだろう。しかし、そこをきちんと伝えるのが難しい。

 最大の問題は、やはり水揚げの内容の予測が難しいということだと思います。水揚げするまで中身が分からないのは本当に辛い。取れるときは取れすぎてしまうし、取れないときは全然取れない。その差が激しい。養殖技術で高価な魚が安定して育てられるようになれば良いのでしょうが、これも漁業全体として、技術的に苦労している。そういうものだという理解を市場がしてくれれば、まだまだ高く売れる魚は多いと思いますが、市場の実際のリテラシーはそこまで届いていない。 

 

    *    *    *

 

 つくづく、漁業の高付加価値化は難しい。何となく分かってはいたことですが、現実は厳しいなあと思いました。

 他方、でも、よくよく考えてみると、ヒントも沢山寝ているような気がします。というのも、無理に漁師業態全体を変えなくとも、市場における情報の受け渡しの機能不全がもう少し何とかなれば、解決しそうな気もするからです。

 例えば、ユーザの調理法に対するリテラシーの問題。いっぺんに漁獲高が集中したときの市場の裁ききる能力の問題。ご当地もののブランディングの問題。全国規模の大量生産ではないけれども、もう少し高付加価値な地元産の加工食品ブランドの確立。

 いずれも、全国レベルのマス市場を狙うとすると、やはり相当の資本投下がということになりそうですが、中規模で良いとなると、ITを使って、もう少し、生産現場を根本的にいじらなくても何とか出来るような気がする。非価格情報の世界が頑張れば、市場は、もう少し、家族経営の漁師でも豊かな生活が送れるようになりそうな気がします。考えが甘いかな。。

 

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 情報政策を担当して、早10年以上になりますが、最近、こんな風に、ITとは直接関係のない話と格闘するケースが増えてきている感じがします。昨年来、IT投資の生産性って、経済財政諮問会議でも話題になっています。ですが、どうもしっくりくる話をするのが難しい。効果の出るIT投資を考えるって、SOAがどうしたとか、仮想化技術がどうしたとかいうことよりも、先ず第一に、こういうことをじっくり考えるということなのではないでしょうか。そこに本質的なズレがあるように思います。

 実際、今回の勉強も、経済産業省が行う農商工連携のプロジェクトの一環としてITを活用した販路開拓に挑戦する予定にしているため、お話を伺わせていただいたのですが、僕にとっては、実に、プロジェクトの実現に向けて沢山のヒントを頂戴したように思います。

 「そもそも、このビジネスって何のなのか・・・」、IT投資の場合、先ず大事なのは、ここなんだと思います。この点を問う能力が落ちたまま、システムを作ってしまっていることが、ITの技術以前に大きな問題になっている。若しくは、そういうことを考える機会が、ユーザ・ベンダともに減ってしまっている。我が国情報サービス産業の国際競争力や我が国IT利活用の向上に向けた本質的な課題も、こうした部分にあるのではないでしょうか。

 もちろん、IT化の対象業務の本質を一生懸命考えるだけで全てが解決するわけではありません。しかし、この議論を避けている限り、何をやっても解決もないような気がします。情報産業の未来ということで議論したいのは、漁業自体の中身というより、こちらの点なのですが、その前提として、ユーザの悩みどころとIT業界側の「ソリューション」提案との間に横たわるズレ感を敢えて強調して伝えたかった。そんな思いもあって、今回は、敢えて、ちょっと漁業に突っ込んだ話をしてみました。

 さすがに長いので、この辺でお許しを頂いて、IT投資のお話自体は、また別の機会に。

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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