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「女性が活躍しないと会社の業績は上がらない」急成長するベンチャー企業の秘密

2014/10/14 01:00
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村井亮

エンタプライズソーシャルからLINEやアップルウォッチなどのウェアラブルまであらゆるテクノロジーは表舞台の裏側、『楽屋』から始まっている。楽屋では色々な情報が飛び交い、その楽屋でしか体験できない物語がある。IT業界の日常にある出来事を、自由に感覚的に書き綴っていきたい。
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イギリスにおける産業革命以来、我々が働く新しい時代でも、それと同じくらい、労働環境に今後、大きな変化が来るのではないかと言われています。その要因としまして、インターネットテクノロジーの進化、グローバル化、長寿化と人口構成比率の変化、社会や環境の変化などがあげられています。この大きな変革の中、企業がどのように対応しているのか?今回、リッチメディア社へ取材に行きました。


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− リッチメディアでは多くの女性が働いていますが、女性を登用することのメリット・効果がありましたら教えて下さい。

一緒に働くメンバーの前提として、理念や志、原理原則といった価値観が同じであるべきだと考えています。 その上で世界の半分が女性ですから、女性が活躍しないと企業としても非常にもったいないですよね。あとは女性ならではの感性や組織に与える影響力にもプラスの力を実感しています。特に当社では女性向けの媒体「スキンケア大学」「KamiMado」などを展開していますので、ユーザーとして女性の意見を聞き、女性を活用することは非常に重要なことだと位置づけています。


「アイディアと情熱で夢を叶える」


− リッチメディアではどのような価値観を持った方が多いのでしょうか?

当社では「アイディアと情熱で夢を叶える」という理念を掲げています。 お客様・社員・リッチメディアに関わるすべての皆さまの夢を叶えたい。という思いです。 その思いを実現するためには一見すると不合理な目標にチャレンジしますので、圧倒的に高い成長意欲が必要です。 成長意欲というと自分のことだけを考えていると思いがちですが、リッチメディアは全く逆で「for you」の気持ち、周りを幸せにするという価値観を共有しています。


「4倍速」で動こう


− 会社の価値観はどのような形で体現されているのでしょうか?

行動指針であるRich media passageというもので、体現されています。 毎朝、5つの行動指針の中から1つをテーマとしてメンバーからスピーチも行っています。 また評価にもメッセージが込められており、通常の会社の「4倍速」で動こうと考えています。評価は年に1回や半年に1回が普通ですが、当社ではクォーター(四半期)に1回行っています。 そのため、小刻みに目標設定をする癖がついています。 チャンスが多い反面、短期間で成果を求められるので、自己成長を促すポイントになっていると感じています。


「ベンチャー企業で女性が働くメリットってすごくあるなと思っています」


− 働きやすいということも大事ですが、働くことへのやりがいも大事だと思います。女性にとってリッチメディアで働くことのやりがいってどのようなものでしょうか。

ベンチャー企業で女性が働くメリットってすごくあるなと思っています。 大手の企業さんだと「こんなプロジェクトに関わりました」で終わってしまうことがあるかと思うのですが、ベンチャー企業だと「こんなプロジェクトを企画して、やりきりました」や「こういうスキルが身につきました」という自分につけられるラベルが明確だと思うんですよね。 当社では時短勤務の方でも大手のクライアントとの折衝をお任せするケースもあります。 その方は大手自動車メーカーや大手酒造会社など当社がなかなか開拓できなかったお客様を担当しています。 非常に能力の高い方で今まで15社ほどの開拓を行っていただきました。 これこそベンチャーならではの面白さだと思います。


− 時短勤務の方ですと、問い合わせの対応時間やお子さんが体調不良の際にサポートが必要かと思うのですが、リッチメディアではどのように対応されているのでしょうか?

前提としてまずメンバー同士の信頼関係というベースがあります。 その上でフォローし合えるようにメンバーと共有し、仕事を1人だけで持たないようにすることでしょうか。。 サポートをつけ、緊急を要するときは対応できる体制を整えています。 またオープンであるということも重要かもしれません。 会社にも相手先にもある程度事情をお話して理解を得ています。


「社長がふらふら歩いていて「どや?」とか喋ったりする文化なので」


− 信頼関係や価値観はどのように共有されているのでしょうか?

当社はコミュニケーションにコストをかけています。 社員が100人以上いるのですが、未だに全員で朝会を毎日やっていますし、締め会も毎月行ってます。社内行事も頻繁に行われています。 日報は比較的自由ですが、 メンバーの会社への思いを日報から知ることもあります。 会社に対しての思い、働くことに対しての思いを共有する場面が多くあります。 あとは横断キャンペーンも特徴的かもしれません。 例えばクォーターの目標達成で旅行に行こうというキャンペーンです。今年の6月もキャンペーンの達成で、全員で沖縄に行きました。 キャンペーンは業務外のプロジェクトとしてすべての事業部からメンバーを選出して企画します。 選出されたメンバーは会社のことを考えて、達成のための盛り上げ施策を考えます。 業務外でやるので、苦労もする場面もありますが、風通しの良い会社だからできることだと思います。


− 目標が達成できないときは落ち込んだりしないのでしょうか?

過去にはありました。 そのときは「リベンジ」ということで次のキャンペーンを企画していました。 他にも毎月月末に表彰があります。 表彰では表彰理由が全員の前で読み上げられます。 数字を上げるだけではなく、どういうスタンスでお客様と接しているかなど、評価のポイントを読み上げ、会社がどのような人を評価しているのかを全員で共有しています。 また、社員全員の投票で決まる「グッドジョブ賞」を設けています。 それらの活動を通してメンバーの意見が反映される社風を築いています。 最後に社長との距離近いということが重要だと思います。 社長がふらふら歩いていて「どや?」とか喋ったりする文化なので(笑)。


「女性って、なんでも選べる」


− 自己実現ができるというお話がありましたが、皆さんどのようなことにやりがいを感じて、働かれているのでしょうか?

仕事の裁量が大きいということがあると考えています。 さきほどの時短勤務の方もそうですが、実力があればどんどんチャレンジできる会社です。 坂本(社長)がよく言うのですが、「失敗してもよいよ」と。 「失敗よりやらない方が良くない。失敗してもいくらでも手は考えてある。これが失敗しても2・3個考えているから」 と言ってくれるので、思い切ってチャレンジすることができます。 女性って、なんでも選べると思うんですね。だからこそ働くことに意味を感じています。 仕事は自分の可能性を広げてくれるものだと思うので、将来子供を産むにせよ、例えばメンバーを育成するということの先に教育を学べたりとか、規模が小さいからこそ、多くの方から自分を通して会社を見られている上での自分を形成する難しさとか、面白さみたいな。。 人間性や胆力を鍛える部分がやりがいの一つかなと思っています。


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リッチメディア社の永井様の御話を伺い、私の中では成功のヒントが沢山伺えたので、目から鱗が落ちる御話でした。永井様、この度は取材にご協力頂きまして誠に有難うございました。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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