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オンラインコミュニティをめぐる冒険

2003/10/08 23:34
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プロフィール

mori

マイクロソフトやマッキンゼーで情報通信分野の戦略立案に携わってきた森祐治さんが、通信・放送業界やエレクトロニクス産業に関連した時事的トピックスについて、アカデミックな視点から分析していきます(このブログの更新は2004年4月9日で終了しました。続きは<a href="http://japan.cnet.com/column/mori/">コラムによる連載</a>をご覧下さい)。
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昨日は久しぶりにインターネットマガジン編集長の中島さんと、夜遅くまで語り合ってしまった・・・。楽しかった。しかし、あの店、寒かったなぁ

さて、今日は、結局、大学にも、CEATECにも行かず、McKinseyのチームの相談に乗ったり(休職中なんだけれどなぁ)、文献に目を通したり、明日の「コンテクストベースのR&D」という勉強会での資料つくりをしたり、後輩のB-SchoolへのApplication Esseyの添削などで一日終わってしまった・・・

    # しかし、幕張はやっぱり遠い! 一応23区だけれど西東京であるには違いのない我が家からは、なんと1時間半は最低かかるんだから・・・

さて、日本オンラインコミュニティ協会 (JOCA)というのが発足したそうだ。慶応の国領先生、東大の片平先生ら面識のある先生方が発起人なので、どんなことをするのかなぁと思っていたら、SurveyMLで萩原さんも同様の質問をされていた

    # 協会のblogもあるそうだ

僕がICUの院生の頃にも、米国のコミュニケーション系の研究者には「CMC(Computer Mediated Communications:最後の「s」がミソ)」ブームというのがあって、日本でも成城大学の川上先生、古川先生、東大の池田謙一先生や横浜市立大の川浦先生ら(すべて現在の所属先)の「ニフティにおけるコミュニティ研究」が行われた。ニフティの心理学フォーラムなどを中心した一種のアクションリサーチでもあった研究会に僕も参加させていただいた

この研究会からは、オンラインコミュニティの様々な性格についての理解が深められたのは当然(成果は「電子ネットワーキングの社会心理―コンピュータ・コミュニケーションへのパスポート」にまとまられた)として、「ROM(Read Only Member)」、「RAM(Radical or Active Member:これには、いくつかの説在り)」などの言葉が学術の世界に初めて発信されたのと、ネットワーク分析や時系列分析などの高度な統計ソフトやテキスト・マイニング・ツールが研究者のPC上で簡単に利用できるようになっていたこともあって、短期間でかなり精緻な計量分析がされるようになったことが大きな成果の一つだと記憶している

このあたりの研究も、ずいぶんと追っかけた。普及研究のE.M.Rogersの弟子でもあり、CMC研究で名をあげたRonald Rice(Rutgersの先生だが、僕がNYUの時にはいろいろとお世話になった)と出会ったのも、その途中だった

    # Ron Riceのjournalのタイトルはかっこよかった。「Electronic emotion: Socio-emotional content in a computer-mediated communication network」なんて、Sexyすぎて、どうしたらいいものやら!

さて、こんな話もある中で、国領先生グループの方々が、様々なアプローチで「オンラインコミュニティ」にアプローチしてこられてたのも、興味深く見てきたが、どの程度まで、僕らの知見はTechnologyとして蓄積できたのだろうか・・・

今後の協会の活動を見守って行きたい

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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