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SFCで2010年から推奨スマートフォンを開始予定

2009/09/13 01:13
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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 SFCの徳田先生のTwitterでとても楽しみなつぶやきがありました。SFCで2010年から、推奨スマートフォンを開始する予定だそうだ。

 

 

Twitter / Hide Tokuda: SFC20年の節目で、2010年4月から推奨PCに加えて、SFC推奨スマートフォンを開始する予定です。現在の候補は、iPhone 3GSとAndroidなのですが、もし第3の候補でおすすめがあれば推薦してください! プログラミング可能なものです。

 

 

 これ以外に推奨すべき機種、と言うのもなかなか思い浮かばないのですが、日本製のスマートフォンがリストアップされない点に、ある種の問題を感じる。また、在学中の@kakuによると、共同購入による導入になるようだ。

 

 SFCではこれまで、ラップトップ→ノートパソコンの推奨機種を設定して生協を通じて共同購入で市場よりも安く購入できた。大体1年生の4月に共同購入でマシンを手に入れ、設定会やサークルで先輩から教えて貰ったりしながら、自分の道具として身につけていく。

 

 僕らがSFCに入った頃は、大学に入って初めてただ最近では大体小学校でPCに触れ、中学・高校生の段階で自分の部屋にパソコンがある人も多く、SFCに入ったからPCを1人1台持つ、という珍しさはなくなってきた。その次のツールは何か、ということでスマートフォンに白羽の矢が立ったわけだ。

 

 SFCのネットが日常にある生活に関しては、僕がネットの記事デビューをしたCNET Japanのコラムシリーズ「デジタルキャンパスに見る近未来コミュニケーション」で紹介してきた。ちょっとした変化や気づき、特異な環境やその兆しについて考えてきたが、ややケータイに関して苦手な様子も書いたことがあった。

 

 約4000人のキャンパスで、PCと無線LANに変わって、スマートフォンをみんなが持っている状況が作り出される。いったい何が起きるのだろうか。

 

 規模は違うが、日本では青山学院大学社会情報学部が、学部としてiPhoneを学生・教職員全員に導入し、出欠システムなどの活用をスタートさせ、先行している(ASCII.jpのインタビュー記事)。同学部の飯島教授は、話題生はもちろんのことだが、iPhone導入に関しての狙いについて、次のように語る。

 

「社会情報学部は英語教育にも力を入れ、グローバル競争に対応できる人材を育てています。iモード型のケータイは日本では成功しましたが、グローバル市場では次世代型のスマートフォンが中心です。競争力あるカタチでモバイルネット社会に慣れ親しんで欲しい点を考えると、App Storeの存在はとても大きかった。」(飯島氏)

 

 iPhoneによる新型デジタルキャンパスの構築とともに、グローバルな競争に対応する人材を、スマートフォンをテコに育てて行く、という意向がはっきりしている。

 

 ではSFCでもそのような狙いを持っているのか? 僕は「別にそういう狙いがなくてもいいんじゃないか」とも思う。iPhoneとAndroidが選べる、という点、「推奨」なので別に買わなくても良い点、そしてきっと、青学のような出欠システムまで導入はしないだろうという点で、もうちょっと緩やかで柔らかな導入になるのではないか、と思っている。

 

 PCと無線LANが当たり前の環境で起きた生活の変化は、世間の非常識だったかもしれないが、特殊ながら未来に通じるかもしれない文化を先取りし、またそれを創る人たちが生まれてきた。推奨スマートフォンの導入は、向こう10年(いや3年かもしれないけれど)について、文化を育む生活をキャンパスにもたらすモノとして期待している。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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