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ケータイにもTouch Generation?

2007/01/22 14:37
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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D800iDS - 703i Gallery #81 東京・代官山のヒルサイドテラスで開かれている703i Galleryの展示で、一番突飛な実機は、D800iDSだろう。703iじゃないけれども、発売時期が重なると言うことで実際に動く端末が展示されていた。これは2005年のCEATECでDoCoMoブースに展示されていたユニバーサルデザインケータイの製品版ということになる。ケータイのインターフェイスにボタンが残ることはあまり疑うわけではないが、1つのトレンドとしてタッチパネルケータイが盛り上がりそうな気配が大いにある。ちなみに、その次はセンサーですね。 D800iDSはボタン部分をタッチパネルにすることで、今まではメニューで切り替えていた通常モードと簡単モードを、ボタンからして切り替えることに成功している。例えば高齢者や子供は、自宅、家族など3カ所にかけられればいいわけで、仰々しい電話帳やダイアルボタンは必要ない。ならばボタンも3つ表示するだけでいいじゃないか、とタッチパネル上のボタンはシンプルな構成になる。 文字入力の局面でも同様だ。手書きで入力したいという場合はスタイラスを使って、今まで通りダイアルボタンを連続して押す5タッチ入力は当然のこと、ポケベル入力とはちょっと違うけれど、慣れれば素早い入力が可能2タッチ入力が選べるようになっている。また絵文字も一覧からピックできるし、文字入力環境のポテンシャルは高いように思われる。ただ、片手と言うより両手で打つときにその効果が発揮されるというか。 ダイアル入力や文字入力が必要ないメニュー表示の際には十時キーやソフトキーなどがタッチパネルに表示される。文字入力の際など、全てのタッチパネル操作には、微弱なバイブレーションが伴い、ボタンが押されたことを端末が認識したことがフィードバックされる。リアルな物理的ボタンがなくても、このフィードバックはなかなか心地よいものだった。 またいろいろ操作をしていて気づいたのは、今までのケータイとは違い、メニュー操作でも文字入力の場面でも、端末を構える際の指の動きが少なくて済むと言う点だ。これまでのケータイは画面に近い方に十時キーやソフトキー各種が、その下、画面から遠いところにダイアルキーがそれぞれ配置されていた。特に文字入力をする際には、十時キーとダイアルキーを行ったり来たりするため、だんだん親指の付け根が疲れてくる。D800iDSなら、その疲れは覚えずに済みそうで、これもまたタッチパネル操作の恩恵になるのだろう。Prada Phone SamsungとSharpはVodafone McLaren Mercedes、NECのN902iXはSamantha Thavasaなど、ケータイがブランドとコラボレーションするモデルは続々と出てくる。その中でも光るのが、LG電子とPradaのタッチパネルケータイ「Prada Phone」で2007年2月にリリースするとアナウンスがあった。Apple iPhoneと同じ大画面タッチパネルケータイのスタイルを採用している2007年6月発売のiPhoneよりもインターフェイスの具体的な提案がなくて、使いやすいのかどうなのかわからない。 折しもiPhoneやPrada Phoneなど、スマートフォンというカテゴリを超えてタッチパネルを採用したケータイが立て続けにリリースされているだけに、このデザインといい、依然としてペンを使うスタイルといい、D800iDSにもはや新しさはおろか旧世代のタッチパネルという雰囲気をぬぐえない。けれどもすぐに日本で使える日本製のタッチパネルケータイとしては久々だし、何しろ親しまれているネーミングなのだ。D800iDSの「DS」はデュアルスクリーンの意味でしょう。ニンテンドーDSにあやかる? DSのゲームが動くなら許しましょうか。 ケータイの流れとして、タッチパネルのブームがくる。そうなれば、これに伴ってインターフェイスが改善されたり、できることの領域が広がったり、新しいコミュニケーションデバイスが起きるかもしれない。とはいえ、やはりニンテンドーDSのシャープさを見せつけられることになると思うし、ケータイの高品質化と身体化のせめぎ合いでは、身体化が一歩リードすることになるのだろう。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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