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オトナはケータイにご執心? - こどもとケータイ特集

2006/05/12 19:54
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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Toen 陶苑 #03 - Nintendo DS 最近電車の中でニンテンドーDSを使っている人を多く見かける。DSをタテに構えている人(ヒンジが垂直方向)を見かけると、「脳トレ」系のゲームをやっているのだな、とすぐ分かるが、タテ使いをしている人にこどもはおらず、幅広い年齢層のオトナがトレーニングに興じている様子は社会現象とも言える。こどもたちは当然のようにヨコ使い。しかも通信対戦ゲームをしている姿をよく見かける。 ニンテンドーDSの先祖にあたる初代ゲームボーイにも通信対戦の機能は備わっていたが、当時は2台のゲームボーイそれぞれに同じソフトがなければならなかったし、通信対戦ケーブルで接続する必要があった。ニンテンドーDSは無線LANでゲーム機同士をアドホック接続し、対戦するときであってもソフトも2本持っている必要がない(多少機能制限されることはある)。 基本的にはニンテンドーDSを持っている友人とプレイすることが多いのだが、東急東横線に夕方乗ったとき、ランドセルを背負った1人の小学生がDSを片手に電車内を後ろから前まで歩き回っているのだ。無線LANで相手をサーチするモードにして、誰か対戦相手がいないか探しているという。なんだかちょっと驚くべき行動だ。ゲームを介してではあるがが、電車内で人間関係もアドホックに構築しようとしているのである。 この様子には驚いてしまった。ネットワークコミュニケーションを小学生の頃から日常的に扱い、感覚を身につけて行くであろう彼らは、どんな将来をデザインしていくのだろうか。そう考えると考え込んでしまうことになるが、もう1つ気付いたことがある。電車に乗っている小学生は、みんな首からケータイを提げているのだ。 小学生までケータイを持っているなら、電車に乗っている人でケータイを持っていない人がもはやいなくなったと言っても過言ではないが、小学生と他のケータイを持っている人で決定的に違う点を見つけた。ケータイを持っている多くの人は電車内=隙間時間として、ケータイを手にとってメールを打ったりウェブを見たりしているのだ。人によっては何回もセンター問い合わせをしてメールで暇がつぶせないか試みるほどだ。「鳴かぬなら、鳴かしてみようホトトギス」とはこのことだ。Gen-K Interview #02 一方の小学生達はニンテンドーDSを持っていないこどもであっても、ケータイを気にする気配は一向に見られない。首から提げているのですぐ手の届くところにあるケータイ。もちろん時々開いてみることはあるかもしれないが、何らかの期待を寄せてケータイに語りかけるようなことは一切していなかったのだ。こどもたちはホトトギスならぬケータイに無関心なのだろうか。だとすれば、こどもたちは僕らとは全く違うケータイ観を持っているかもしれない。 そこで、僕の出身した慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの小檜山研究室でケータイ社会学についてリサーチを進めている天笠邦一さん(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 博士課程)と叶多祥子さん(慶應義塾大学環境情報学部)に話を聞きながら、こどもとケータイについて考えてみたいと思う。・ケータイ時代のスタンダード: こどもとケータイ特集

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