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CNET Japan ブログ

世界の大きさと日本の未来を肌で感じるイベント

2008/10/20 10:13
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前回、InnovationJamを行っています、というブログを書きました。Jamは無事に終了しましたが、この2週間にはJamも含めて様々なイベントがあったので、それらをまとめてご紹介しましょう。

InnovationJam

前回のブログでお話したように、先週InnovationJam 2008が行われました。72時間で最終的には全世界から約30,000件の投稿があり、様々な議論がなされました。私は「リード・ファシリテータ」の一人として議論の運営に参加しました。とはいっても30,000件のすべての投稿に目を通せるわけではありません。いくつかの面白い議論を「ホット・トピック」として紹介したり、他に何人もいるファシリテータや領域専門家(Subject Matter Experts)と議論のとりまとめをしました。一度も会ったことの無いこれらの人々(時差の関係で主にアジアの人々、韓国、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、インドなど)とのオンラインでの協業は、なかなか楽しい経験でした。

このJamの詳細な分析は今後何週間かかけて行われます。個別にはいろいろ面白いアイディアが出ていますが、むしろ、このような大規模のJamの場合、同じアイディアが繰り返し現れる、そのパターンを分析することによって、共通のテーマが浮き上がってくることが最大の価値なのではないかと思います。「Wisdom of Crowd」そのものだといえましょう。

ベンチャー技術交流

Jamの終わった翌日の10月10日、東京基礎研究所にベンチャー関連の方約30名に来ていただいて、「Venture Technical Exchange in IBM東京基礎研究所」というイベントを開催しました。私の「Global Technology Outlook 2008」の講演の後、東京基礎研究所の各研究員による技術展示や、大和事業所の様々な施設を見ていただきました。また、夜には近くの居酒屋で懇親会があり、引き続き交流がおこなわれました。 ベンチャーの方々には普段あまり目にできない情報や施設を見ていただけたと思いますし、一方研究員にとっては、企業家精神旺盛なベンチャーの方々との交流は大いに刺激になったのではないかと思います。

また、ベンチャー経営者だけでなく、未踏ソフトの関係者にもご参加いただきました。これらの人々とお話ししていると、その前向きな姿勢とエネルギーに感動します。力をもらえるような気がします。このイベントの詳細は勝屋 久さんのブログにもありますので、そちらもご覧になってください。

慶應大学 IBM Day

前回のブログでもちょっと触れましたが、10月15日には、慶應大学でIBM Day at Keio
University
というイベントを開催させていただきました。丸一日のイベントで、慶應大学の村井先生、小池先生、徳田先生の講演をはじめ、午後にはパラレルで女子学生フォーラム、マルチカルチャー・フォーラム、Generation Deep Diveというイベントがあり、盛りだくさんでした。IBMからは、Tilak Agerwalaの「Exascaleコンピューティングへの挑戦」(残念ながらTilakは来日できず、東京基礎研究所の中谷ディスティングイッシュト・エンジニアが代理で講演しました)と、私のInnovationJamの講演がありました。

Generation Deep Diveとは、「語ろう、創ろう、2020年の日本!」と銘打ったパネルディスカッションで、次世代を担う慶應の学生さん5名と、現在ビジネスの最前線にいる方3名の間で、熱い議論が交わされました。このパネルディスカッションは大変すばらしかったと思います。学生の皆さんは、今後のキャリアや、就職機会に不安を覚えつつも、将来をしっかり見据えて自分の生きる道を探しているのだな、と感じました。振り返って考えてみると、自分が大学を卒業したのは1983年ですが、そのころは日本はまだ安定成長の中にあり、就職や自分の将来のキャリアについて真剣に考えていなかったと振り返ります。 それに比べると、パネルに参加された学生さんはグローバルな社会の動きをよく理解した上で、社会における自分の役割を考えているようです。懇親会では、「皆さんのような学生さんが日本の若者を代表しているのであれば、日本の未来は明るいね」とお話しさせていただきました。

おわりに

Jamの参加者、ベンチャーの方々、学生さん、それぞれバックグランドは違いますが、例えていうなら、今は原石である方々が、あふれるエネルギーを持って明るい将来を創ろうとしていることを肌で感じる2週間でした。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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