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インターネット政策:周波数帯域規制の緩和

2007/03/07 12:00
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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考えていたより長くかかっているこのシリーズだが、最初の計画には含まれていなかったトピックも追加した(1984風に、オリジナルのblog記事を書き換えて最初からあったようにしてある)。

今回の主題は無線周波数帯政策であり、主張は規制を緩和することだ。「規制緩和」といっても、帯域をオークションすることではない。競売は政府が定めた財産権を前提としており、それ自体がひとつの規制だ。ここでいう規制緩和とは、帯域の大きな範囲をライセンス不要で利用できるように開放することを指している。有意義な範囲の帯域開放をすぐに実行することは議会によって不可能にされてしまったが、自由に利用できる「ホワイトスペース」を定める重要な機会はまだある。

この主張は、つぎのようなたとえ話によってうまく説明できるかもしれない。

政府がホットドッグ市場を国有化して、特定の時期・特定の場所で有効な「ホットドッグ販売権」を最高額入札者に売り渡すと想像してみよう。「ホットドッグ販売権」はある種の財産権として制度化しうる。よって市場は、もっとも価値のある使い方にその権利を割りあてたということになる。また最初の競売では、連邦政府に多額の収入が生まれることにもなる。

あなたはこの制度に賛成だろうか。もしそうでないとしたら、周波数帯域の競売に賛成するのはなぜだろう。「なぜなら、ある種の利用には規制が必要だからだ」と答えるだろう。ならば、規制が不要な使い方を推さない理由があるだろうか。

ビデオのダウンロードまたはストリーム視聴はここから

下のGoogle Videoでも見られる。

この提案はCatoのRegulation Magazineに掲載した文章をもとにしている。記事はここから落とせる。

[オリジナルポスト 2月14日午前12時07分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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