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CC Labs

2006/12/27 12:00
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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今週のCC募金レターでは、クリエイティブ・コモンズの新しい技術をテストする場であるCC Labsの立ち上げについて説明した。選択したライセンスがどんな自由を与えるのか分かりやすく表示する新しいライセンシング・エンジンでは、選択肢を切り換えることで各CCライセンスの内容がどんなものなのかはっきりと理解できるようになっている。

だがもっとも重要な試みは、もっとも説明が難しいものでもある。現在テストしているのは、ライセンスに付加されたメタデータによって、そのライセンスを超えた権利(など)はどこで見つかるのか示すアーキテクチャだ。つまりたとえば、あなたがFlickr写真家で、撮った写真を非営利ライセンスで公開しているとすれば、その写真を営利目的で使う権利が欲しいときは誰に(どこで)尋ねれば良いのかをメタデータの中で明示できるようになる。(Scooptなどを参照)。

例を挙げよう。Gary New VisionはmySpaceにページを持っており、自分の曲はCC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)ライセンスで公開している。だがそこでCCアイコンをクリックすれば、表示されるコモンズ証にはこの曲を営利目的で使いたいときはどこで許可を取ればよいかが明記してある。

続く部分で説明するように、この"rights beyond"(その先の権利)リンクは必ずしも商利用権である必要はない。投げ銭の受付やTシャツでもいいし、他のCCライセンスであってもいい。従って、CC-NC(非営利)ライセンスで作品を公開している人はだれでも、わたしの考えでは、もうひとつのライセンス――CC-BY-SA(表示-継承(同一条件許諾))――も提供すべきだ。こうすれば、その作品は別のコピーレフトプロジェクトの中に組み込めるようになる。これについてはまた次の機会に…

これが技術的にも難しいのは確かだ。しかし一番困難なのは、この追加の機能によって実現される可能性を分かりやすく伝えることだ。続きを読んで、なにか良いアイデアがあればぜひ教えてもらいたい。

[CC-lessigletter: 12.7.06] CC-Labs
(日本語訳は別エントリで追加)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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