英財務省が命じた知的財産制度についての独立レビューGowers Review of Intellectual Propertyが公開された。こちらにある。
また、Gowers Reviewが委託した二つの報告書も公開されている。ひとつは保護期間延長の経済的影響に関する非常に優れたリポートだ。ここからダウンロードできる。
もうひとつは、著作権者が特定できない"Orphan Works"を扱っている(わたしはまだ目を通していない)。こちらから手に入る。
Gowersの報告書について、わたしがFinancial Timesに寄稿した文章はこちら。要点は:
著作権は永遠に保護されるべきだと考える人々がいる。英国はほぼ300年前にこの議論に終止符を打ち、著作権を限られた期間のものと定めるもっとも古い著作権制度のひとつを確立したことで、世界に大きな貢献を果たした。いまは二番目に重要な教訓を世界に示すべきときだ:保護期間延長という思わぬ贈り物は、それを望んだものだけに与えられるべきであると。
[オリジナルポスト 12月6日午前1時31分]