お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

マイケル・リチャーズは人種差別者か

2006/12/18 12:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
ブログ管理

最近のエントリー

存在論が必然的に認識論に破れるという実例は大好きだ。Michael Richardsの騒ぎはそのひとつといえる。

Lettermanへの出演で、Richardsは自分は人種差別主義者ではないと語っている。そんなことがあり得るだろうか?

もちろん。かれは優れた「意識の流れ」芸人なのだ。そのためには自分の頭の中を絶えず観客のそれに切り替え、ひねってみせる必要がある。まず我を失ってみせ、自分自身とその場全体を観客の目を通じて眺める。目にしたのは、彼自身とその標的――二人のアフリカ系アメリカ人だ。そこでかれは、観客の少なくとも一部が心に抱いている――と考えた――ことを代弁してみせた:それがあの差別発言だ。ところが気付いてみれば、観客は皆、Richardsが単に自分の本心を口にしているのだと受けとっていた。追い込まれたかれは演技を取りやめ、舞台を降りた。

可能性としてはあり得るだろう。だが、まったく信用はできない。もし仮に真実だったとしても、われわれがそれを確認する術はない。他の同じような例を考えてみよう。こんな例は無数にある。

[オリジナルポスト 11月21日午前4時08分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー