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さらなる悪業:Web 2.0と弁護士1.0が出会うとき

2006/12/12 12:00
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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しばらく前、こちらこちらで本物と偽物の共有について書き、なるべくしてインターネットの寵児となったYouTubeは偽の共有サイトであると指摘した。そのときは、かれらがこの制限についてどこまで本気で考えているか分かっていなかった:TechCrunchのこの記事 (日本語 )で、YouTubeからTechCrunchに削除要求の手紙が送られてきた顛末が読める。YouTubeの動画をローカルに保存できるコードについてだ。

テレビ放送をビデオに録画するのは問題ないのに、YouTubeの動画を保存することがなぜ問題になるのか不思議にお思いだろうか。利用規約ワールドの恐怖へようこそ。それが著作権法違反か否かに関わらず(違反ではないが、YouTubeの弁護士はそう考えていないようだ)、「フェアユース」の権利は「最初に生まれる息子の命」のように手放す約束をさせられると多くが考えているのだ(いや、もちろんそんなことはできないが)。

ともかく、これ以上アカ呼ばわりされる危険を避けつつ、ひと言だけ述べさせていただきたい:他人が著作権を持つ映像を許可なく広めることで成り立った企業が、単にユーザがローカルのコンピュータに保存する方法を提供しただけの相手に対して法的措置をちらつかせるとは、Alan Dershowitzの本で特別な扱いを受けるに値する。

(書名は"Chutzpah")

[オリジナルポスト 11月16日午前1時04分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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