Slashdotにて、公営ブロードバンド反対のため集結した「専門家」たちというBroadband Reportsの記事が採りあげられている。世を憂う専門家の一団が声明を発表しているのはReason Foundationのページだ。Broadband Reportsの記事では明らかな利害関係の問題(署名した専門家の多くはこの問題の結果によって利益を得る)、そして主張の一貫性の無さ(規制には反対だが、公営ブロードバンドとの競争を避ける規制には賛成)を指摘している。「専門家」たちの声明の中で、わたしがいちばん気に入ったのはこの部分だ:
「インターネットの利用と電子商取引を律するルールは、政府の命令ではなく民間の集合的行動によって定められるべきである」
名前を寄せている専門家の何人かはわたしも知っているが、規制が大嫌いなのはともかく、反トラスト法はいまだに「民間の集合的行動」を厳密に規制していることを忘れないように願う。
公営ブロードバンドに敵対する動きについては以前Wiredに記事を書いている。podcast版もある。