ネット中立性論争を解く鍵のひとつは、それぞれの陣営にどんな人物がいるのか見てみることだ。ネット中立性を支持する側にはVint CertからGoogle ・ eBayまで現在のインターネットを築いてきたものたちが、またマイクロソフトのように、ネットが可能にする競争から利益を得るものが揃っている。反対する側にいるのはネットを決して理解しないもの、支配するために躍起になっている者達――電話会社やケーブル会社などだ。(例外としては、「インターネットの祖父」と称されるDave Farberがいる。かれがなぜその名で呼ばれるのか、どうしてそのような結論に辿り着いたのかわたしは理解できずにいる。だが公正を期していえば、Farberはこの規則の例外だ)。
このパターンを裏付けるもうひとつの証拠がある。Tim Berners-Leeは以前もネット中立性についてblogしていたが、今度は問題の重要さを訴えるビデオを公開している。