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マイクロソフト オフィスにクリエイティブ・コモンズ・プラグイン

2006/06/22 22:10
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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二回目のiCommons iSummitのためにリオへ向かう便を降りたばかりで、書くのが多少遅れてしまったが、マイクロソフトは今日、オフィス文書(Word, Excel, PowerPoint)にクリエイティブ・コモンズライセンスを付加できるプラグインを公開した。しばらく以前から進められていたことだが、極めてすばらしい進展だ。このプラグインはファイルメニューを変更し、“Creative Commons”というアイテムを追加する。選択すると、挿入されるライセンスへのリンクが作成される。このツールによってライセンスを付加された最初の文書は、ブラジルの文化相でありスーパークールな音楽家であるGilberto Gilがトロピカリズムについて書いた原稿だ。(英語ポルトガル語)。

昨日飛行機に乗る前にいくつか電話取材を受けたが、多くはクリエイティブ・コモンズとマイクロソフトが協力することに驚きを示していた。ナイーブな法学者として、その驚きのほうがわたしには驚きだ。オフィスとは何かを作る道具であり、作り手に対してより多くのコントロールを与えることはオフィスプラットフォームの価値をより高くする。またCCライセンスを組み込めば作者だけでなく一般の人々にとっても価値あるものになる。

「しかし、マイクロソフトとレッシグがチームを組むのは奇妙なことじゃありませんか」と尋ねられた。チームのジャージはまだもらっていないが、そんなことはない。マイクロソフトは多くの問題について正しい側に立ってきた――電波帯域、ネット中立性、アイデンティティなど。この問題についてもMSが正しい側にいることをわたしはうれしく思っている。クリエータたちに、かれらの望む自由を作品に記すためのツールを提供するのはすばらしく良いことだ。

「しかし、Windowsプラットフォーム向けしか用意されていないのでは?」その通り。今度はMacにも、GaragebandやOpen Offineそのほか数多くのアプリケーションのためにもプラグインを書く野心的な人々が必要だ。競争を始めよう。

[オリジナルポスト 6月21日午前11時24分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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