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CNET Japan ブログ

ふたたびネットワーク中立性議論

2006/05/19 06:05
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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(Timothy Wu教授によるゲストBlog)

Legal Affairsで、ネットワーク中立性についてChristopher Yooとディベートをした。一部を紹介すると:

Chrisとわたしで意見が対立する点の多くは、イノベーションが起きる過程に関する捉え方の違いによるものだ。Chrisは、いってみればシュンペーターのように、大企業が(この場合ではネットワークオペレータが)通信分野のイノベーションを牽引すると考えている。シュンペーターが「大規模なエスタブリッシュメント」こそ「(経済的)前進、とくに長期的なアウトプット拡大の最大の原動力である」としたように。

Chrisの考えでは、AT&Tのような既存の支配的企業がイノベーションへの脅威となることはほとんど、あるいはまったくないとされる。それどころか、こうした大企業こそ明日の技術の牽引者であると考えられている。

わたしは懐疑的だ。インカンベントのふるまいに関するそうした見方にはすでに多くの反例が示されてきたし、一般に既存の事業者は、特に独占的地位についている場合、すでに確立したビジネスモデルを脅かす革新的な技術や市場参入を妨げる強いインセンティブがあるからだ。……

[オリジナルポスト 5月4日午後11時49分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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