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読み書き可能なインターネット

2006/01/27 06:14
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Financial Timesに、著作権の分野で次に来る大きな争いについて書いた。これまでAMVを見たことがないなら観てみるべきだ。こちらから

これが次の著作権戦争になるだろう――この非営利の創造行為は許されるのか否か。だが、この戦いとこれまでの(p2pファイル共有を巡る)戦いには大きな違いがある。P2P戦争で正しかったのは法的な監視から自由なイノベーションを支持する側だったが、双方の意見を聞いた後でも、一般の人々の90%はわれわれと反対側を支持した。今度の戦いでも正しいのは新たなクリエータたちの側だ。しかし双方の主張を聞いた後、またそれ以上に自分たちの子供の創造性を目にしたあとでは、一般の人々の90%がわれわれの側を支持する。

そうした父親のひとりと実際に会ったことがある。FTに寄せた文から:

だが書き込み可能なインターネットを作るクリエータたちにとって、大事なのは経済効果ではない。親たちにしても同様だ。ある講演でいくつかAMVを見せた後、ひとりの父親にこう話しかけられた:「これがどんなに大きなことか本当に理解されているとは思えません。うちの子はAMVを送って大学に入れたんです。入学できるなんて夢にも思わなかったような大学の新入生になっているんですよ。」

かれらもまたクリエーターだ。その創作はだれに害を与えるわけでもない。単にアニメだけではなく、あらゆる種類の文化に関わるまったく新しい種類の創造性なのだ。もし許されるとすればだが。

追記:関連して、City of Heroesのゲーム内知財を巡るビデオ

[訳注:だが(...)経済効果ではない〜の文脈は、消費するだけの「読み取り専用(read-only)インターネット」よりも再創造行為に開かれた「読み取り-書き込み可能な(read-write)インターネット」のほうが(帯域・ソフトウェア・ハードウェア・サービスなどの形で)大きな経済効果をもたらすが、の意。]

[オリジナルポスト 1月17日午前7時20分]

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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