お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

残り3日、あと$25000以下

2005/12/30 12:04
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
ブログ管理

最近のエントリー

この鬱陶しい記事もそろそろ終わりだ。読者がひとりもいなくなる前だといいのだが。ともかくあとわずか、目標には残り3日で$25000を切っている。

目標額について、もし達成できなければどうなるのか、あるいはそもそもなぜ金が必要なのか(「ライセンスはもう書き終わったんじゃないの?」)について重要な質問が多数寄せられた。事前にもっとしっかりと説明しておくべきだったが、ちゃんと見通すことができなかったわたしの責任だ。とはいえ「やらないより遅いほうがまし」部門より、質問の一部への回答はこちら:

(1) なぜ目標が$225000なのか

これについては、IRS(国税局)が免税を受けるすべての非営利団体について設立四年で要求する「公衆からの支援テスト」について知る必要がある。これは基本的に、資金面でのサポートがどれほど幅広いかを問うものだ。資金援助のほとんどが少数の財団から提供されている場合、免税資格を失う可能性がある。わたしはこの問題をあまりにも長い間放置してしまっていたが、今年がその年になる。これがいまの騒ぎの理由だ。

審査を通るにはどれくらい必要なのか計算したとき、支援を受けるあてをいくつかに振り分けたのだが、$225000はどうしても一般の人々から集めなくてはならない。この目標、および他に設定したゴールが達成できればCCは大丈夫だ。

(2) もし審査に落ちたらどうなる?

公益団体としての地位を失う可能性がある。財団や基金によっては公益団体に対してしか資金を提供できないため、これはわれわれにとって死活問題だ。今日までの一般からの支援がいかに素晴らしいものだったとしても、各種基金からの支援は絶対に必要だ。

(3) 集めた金は結局なんに使うの?

これこそずっと前に説明するべきだった一番重要な質問だ。多くの人がCCはライセンスを公開するサーバの集まりに過ぎないと考えている。たしかにその通りで、CCはこれからも常にそうあり続けるだろう。われわれはライセンス群が「限られた期間」提供され続けるよう不測の事態に備えたプランを立てている(この「限られた期間」は著作権保護期間でいう「限られた期間」)。だが今現在のわれわれは、サーバの集まりをはるかに超えたものだ。

レッシグ書簡最後の一通で説明したように、CCには世界で20名ほどのスタッフがいる(正確にいえばわたしもCEOとしてスタッフの一員に名を連ねているが、支払いは受けていない)。この20名は四カ所の事務所で働いている。ベルリンオフィスはライセンスを国際的に移植するプロセスを管理し、ロンドンはiCommonsプロジェクトの国際コミュニティを作り、ボストンはScience Commonsプロジェクトの運営、そしてサンフランシスコが残りの全てを担当している。スタッフは薄給(少なくともそれぞれの同期と比較して)だが、しかし最低級の報酬でも、運営を続けるのはたやすいことではない。スタッフの四分の一は技術屋、あとは法律屋だ。CCを発展させるため全員が極めてハードに働いている。

われわれは資金の非常に高い割合が直接(実際の)「プログラムとサービス」に使われていることを誇りにしている(2004年度では82%。運営には18%、うち8%は資金集めに使われた。こちらの監査済み報告書を参照)。しかしこれは大きな額の82%だ。2006年に実行すると約束した計画のためには、われわれの予算は200万ドルに近いものになるだろう。

約束した計画とはなにか。ライセンス採用の拡大、そして重要なコンテンツ製作アプリケーションにCCを組み込むツールを広めることのほか、わたしは来年の鍵となる4つのプロジェクトについて指示した。うち2つはこれまでも公にしてきた:(1) cc-commercialプロジェクト, (2) フリーコンテンツのライセンス相互運用プロジェクト。そしてさらに、あまり表に出してこなかった2つのプロジェクトについてはこちらで説明している。これらがわれわれのやり残していることであり、あなたの支援を必要とする仕事だ。

さて、続くならあと3日、明日までに$25000を集めることができればあと一日だ。

CCへの支援はここから

[オリジナルポスト 12月28日午後8時55分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー