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今後フリーになる10のもの

2005/08/04 05:51
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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[Jimmy "Jimbo" WalesによるゲストBlog]

ようこそ!

これから二週間ほどラリーの代わりにBlogさせてもらうが、ほとんどはドイツのフランクフルトで開かれるウィキマニア・カンファレンスからになるだろう。ウィキマニアはウィキペディア・コミュニティにとって初めての大規模カンファレンスで、金曜に予定されているわたしの基調講演は「今後フリーになる10のもの」という題だ。

リストというアイデアはヒルベルトの問題から思いついた。1900年、ドイツの数学者David Hilbertはパリで開かれた会議の席上で10個の数学上の問題を公表した。リストは実際には23の問題からなっていたが、それらの問題は数多くの数学者たちの研究や業績の焦点として、以降の数学界に多大な影響を与えた。

わたしのリストがフリーカルチャー運動にとって同様のインスピレーションの源となることを願っている。10の物事のうちほとんどは既に大いに進行中だが、定義と焦点、まとまったひとつのコミュニティの形成を必要としている。その他はまだ最初期の段階だ。

最初は「フリーであるべき10のもの」と呼んでいたのだが、わたしにはどうも空虚な政治的要求のように聞こえる気がした。重要なのは、これは何かの奇跡によってフリーになればいいと願っている夢のリストなどではなく、現実に達成可能な、将来フリーになるに違いないとわたしが信じている物事のリストだということだ。今後百年のビジネスモデルを、リストにある何かがプロプライエタリでありつづけることに賭けている人はせいぜい気を付けることだ:フリー文化が首を狩りに来るぞ。

これから10日に渡って10のものを挙げてゆくつもりだが、ちょっとした秘密を教えよう。リストはまだ完成していない。本当の共同作業スタイルで、リストを完成させるプロセスへの参加をお誘いしたい。

基本的なルール:ここでいうフリーとはGNUのフリーであって、「無料の」ビールではなく「自由な」言論というやつだ。また最近このアイデアについてある人に話したところ「ヘルスケア」を提示されたが、そういったものについて話しているのではない。GNU/LinuxやWikipediaのことを考えてほしい。

10のものごとそれぞれについて、どの時点で「達成」といえるのか示す基本的な(願わくば曖昧すぎない)定義を述べようと試みるつもりだ。これから25年や50年に渡って、われわれはどこまで来たのか振り返ることができるように。

これからフリーになるのは何か?

最初の7つについてはすでに選んだ。7日のあいだ一日に一つずつポストしてゆく。最後の三つはあなた方次第だ。教えてほしい。

なにがフリーであるべきか?

なにがフリーに「なる」のか?

[オリジナルポスト 8月1日午後2時48分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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