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ギーク vs. アーティスト

2005/08/01 05:30
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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[Elizabeth Stark (FreeCulture.org)によるゲストBlog]

フリーカルチャー運動一般への批判として、情報に対する行き過ぎた支配の危険について語る学者やギークはむやみに多い一方で、アーティストの声が少ないというものがある。もしアーティストたちが本当に脅威を感じているなら、もっとかれらの声が聞けるはずだと懐疑派はいう。

組織としてまた運動として、わたしたちがアートや音楽やその他の作品を創る人々にもっと向き合うべきだという点には全く同意するものの、現実には非常に多くの若いアーティストたちが、開かれた文化という考えの具体化そのものといっていい作品を手掛けている。たとえばスーパーマリオ雲ハックでアートとテクノロジーを融合させたCory Arcangelや、自分の子供時代のフィルムと気に入っていたビデオゲームの映像を組みあわせたビデオアーティストMatt Bochのように。こうしたアーティストは過去の作品を振り返り、その上に新しいテクノロジーで作品を作っている。

では、こういった興味深い試みをしている若者に、フリーカルチャーへ目を向けてもらうためにはどうすべきだろうか。アーティストによっては活動に直接関わるよりも作品に政治的メッセージを埋め込むことを好むかもしれないが、こうした問題に本当の関心をもつ新しい世代のアーティストやクリエータが生まれていると信じている。FreeCulture.orgという組織として、また運動として、そうしたアーティストと連絡を取り、かれらの話を聞き、作品を展示し、仲間に迎える必要がある。

Harvard Law Schoolの2Lとして、わたしは法と技術と文化の交錯点に興味がある。そのテーマに沿って、ラスベガスで開かれるDefconFred BenensonとともにFreeculture.orgを代表するプレゼンテーション「技術屋がフリーカルチャーをめぐる問題に興味を持つべき理由」をする予定だ。アーティストたちの関心を引かなければならないのと同様、ギークたちに対しても、なぜ文化の問題に行動を起こすべきなのか説く必要がある。Defconでの出来事についてはまた。

[オリジナルポスト 7月27日午後8時38分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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