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Open Access Law 発足

2005/06/15 00:24
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Minnesota Law Reviewから求められた著作権契約に関するわたしの泣き言(追記:Minnesotaはとても寛大に契約変更に応じてくれた)に続いて、ペンシルバニア大Wharton SchoolのDan Hunterと、クリエイティブ・コモンズの理事でもあるVillanova Law SchoolのMichael Carrollが、サイエンス・コモンズの一部としてOpen Access Lawプロジェクトを指揮することになった。

プロジェクトは月曜に発足し、以下の三項目の策定と維持を目的にしている。

第一はOpen Access Law (OAL) ジャーナル方針のステートメント。現時点で22のジャーナルが表明している。

第二はOAL 著者の誓約。これはロージャーナルに寄稿する著者が、OALジャーナルにのみ論文を掲載する意志を表明するためのものだ。わたしはすでに署名し、他の参加者を捜そうとしている。

最後に、OALプロジェクトに準拠したOAL モデル出版契約

われわれがこのプロジェクトを立ち上げた動機には、法律分野でのオープンアクセス出版には実際のところ大きな組織的抵抗は存在していないという認識がある。主要な商業オンラインジャーナル出版者であるLexisとWestlawは独占掲載を要求していない。よって抵抗は主に、変化を歓迎しない惰性にある。われわれの望みはこの惰性を克服しようとする努力を取りまとめ、法律文書へのアクセスをもっと安価に、もっとユニバーサルにすることだ。

プロジェクトのどの部分も、こうした目的を達成するもっとよい方法を学ぶたびに進化してゆく。フィードバックを歓迎しており、意見を求めるディスカッションリストも開設している。

このプロジェクトには、著者やジャーナルに参加を勧めることで協力できる。もしあなたがロースクールの学生なら、教授たちに問い合わせのメールを送ってほしい。なにかロージャーナルとつながりがあるならそちらにも。ある程度のOpen Access Lawスタンダード賛同者を早期に集めることで、他の人々がもっと優れた、もっと野心的なアイデアの実験をはじめられるようにしたいと考えている。

これはまたCCローカルな事情からも大きな意味がある。OALは完全にCCという組織の外部で指揮される最初のプロジェクトとなる。Dan Hunterの貢献には深く感謝しており、かれの成功はCCが他の場所でも実現したいと望んでいる模範だ。われわれはコモンズを拡大するための無数のアイデアを手にしているが、実行しようにもクリエイティブ/サイエンス・コモンズには少数の働き過ぎのスタッフしかいない。プロジェクトを請け負ってくれるDanのように敏腕な人物を見つけることができれば、われわれの取り組みはもっとすばやく拡大できるだろう。良いアイデアを歓迎している。

[オリジナルポスト 6月8日午前11時57分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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