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2006年連邦通信法

2004/08/18 19:00
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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(Timothy Wu教授によるゲストBlog)

八月の雑談つづき:2006年連邦通信法はどうあるべきだろうか。6つの基本方針といくつかのペーパーを挙げよう。

六つの方針

1. アプリケーションや機器を自由に選ぶ権利の成文化(ネットの中立性またはネットワーク・フリーダムとも呼ばれる)。

2. 垂直規制分類の完全かつ最終的な撤廃(タイトルIIはコモンキャリア、IIIはワイヤレス、IVがケーブル、等)。シンプルな水平モデルによる置き換え。

3. 州や地域レベルの規制に対する、連邦規制の全面的かつ明確な優先(専占)。限られた例外のみを認めるのが理想。

4. 方向性のある電波帯域改革。ほとんどどんなものでも。

5. VoIPを殺さないVoIPルール。

6. 電話の競争について、96年通信法の“Unbundled Network Element”アプローチの廃止。訴訟コストは割にあわない。

触れていない点も多いが、これらがわたしの考える建設的なステップだ。他の多くの問題は既存のレントをどう分割するかという争いで、特に音声通話を巡るものだ。

この問題をもっと知りたければ、よく話題にのぼる論文にはつぎのようなものがある。

Richard Witt, A Horizontal Leap Forward
- 垂直に代わって水平規制モデルを提唱するペーパーのひとつ。

Wu, The Broadband Debate, a User's Guide
- ブロードバンドを巡る議論のプレビュー。

Thierer, The Next Telecom Act
- カトーが何を欲しがっているか。

Yoo, The Economics of Net Neutrality
- ブロードバンドへのもうひとつの意見。

Werbach, A Spectrum Primer
- 周波数帯域の規制緩和について。

[オリジナルポスト 8月15日午後10時59分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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