米国内のアルバム売上は増加しているというSoundScanの報告と、「海賊行為」によって打撃を受けつづけているというRIAA[米レコード協会]の主張には非常に多くの齟齬がある。Moses Avalonによるこちらの記事はいくつもの数字をとても上手く整理している。これが要旨を示す段落だ。
ややこしいパーセンテージの話は忘れて、思いきり単純化した例はこうだ:去年は1000ユニットを出荷して700ユニットが売れた。今年は770ユニット売れたが、出荷したのは930ユニットだけだった。出荷数は10%減ったことになる。これがRIAAが人々に信じさせようとしてる「損失」の正体だ。
[オリジナルポスト 5月21日午前7時51分]