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トマス・ペインの「コモン(ズ)・センス」

2004/01/13 09:29
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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David Richardsが知らせてくれたが、evilsite.orgに書かれている通り、Thomas Paineは『コモンセンス』の著作権を大陸会議に委ねたという。Paineはこの種のことをおこなった最初の人物であり、よってクリエイティブコモンズの模範とされるべきだとRichardsはいう。

私も最初は同じ意見だった(模範という部分について。歴史的事実についてはよく知らない)。だが、もはやそう考えない理由を示そう。われわれは著作権に対する利他的な方針と、理に適った方針の2つを区別して考えるべきだ。他人のために尽くすという利他的なおこないには大賛成だし、それはもっと必要とされている。だがクリエイティブコモンズは利他主義のためのものではない。これは理に適った著作権を求めるためのものだ。CCが主張するのはバランスであり、無私の精神ではない。CCはあるべきバランスを「デジタルの世界で」(嫌いな言葉だ)、示そうという試みだ。自発的なものではあるが、無私のものではない。無私の精神や聖人のような態度の模範は、例えばフリー/オープンソースソフトウェアの世界でも多く求めることができる。クリエイティブコモンズはその亜流のひとつではない。

[オリジナルポスト 1月11日午前1時19分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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