私の人生の過ちは、メールに返答することだ。あるいは返答しようとする――どれほど遅くなっても――ことだ。メールボックスの“要返答”には400通が溜まっている。これはEldredに負けて以来続いている。わたしは1月1日までにこれを片づけることに決めた。
特に気になるのは、わたしが返事を書く必要はないはずなのに、他の誰かの間違いによって私のメールボックスに届いているメールだ。たとえば以下のような。
Declanが言った「レッシグは自由を確保するために匿名性を排除したがっている」に対する怒りのメールは今週になってもまだ数多く送られてくる。わたしはDeclanが引用した記事にそんな発言はないと指摘しておいた。「匿名性の制限」を呼びかけたことなど決してないし、記事にもそんなことは書かれていない。Declanにはこれに関して何通ものフォローアップを書く時間はあっても、単純な訂正をする時間はないらしい。問題の記事を書いた記者自身が、そんな発言はなかったし記事にもそんな意図はないとDeclanに伝えているにも関わらず。
Declanがこの件に関して沈黙を続けているのは驚きだ。読者の1人に発言を訂正する気はあるかと聞かれた彼の返答は「頭は大丈夫か?」。私も大丈夫ではないようだが、もしかしたらDeclanは忙しいだけで、いつか訂正する気があるのかも知れない。だがいまは、匿名性の件のフレームはもういい加減にしてもらいたい。私の発言には他にもっと論争に値するものがあるはずだ。これはその1つではない。