free culture――文化に自由を取り戻すための戦いに深く関わるようになるほど、純粋な学者としての生活に戻るのはいったいどんな気分だろうかと思うようになっている。だが、昨日NYUで開かれたRonald DworkinとThomas Nagel両教授によるセミナーで、そのすばらしさを味わうことができた。彼らはいわば法学界のロックスターであり(Nagelは法学者以前に哲学者ではあるものの)、セミナーは私の知るなかでもっとも真摯な、そしてもっとも周到に用意されたものだった。わたしは新しい本『Free Culture』から一部を発表したのだが、自分がまだこれらの問題を純粋な学問として扱うことができると分かり安心することができた。Peter Leigh Northupがこのイベントをblogしている(ありがとう、Peter)。