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CNET Japan ブログ

すばらしい一週間に感謝

2003/11/10 09:26
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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前回のポストへのコメントをありがとう。このblogでは普段キャンペーンの途上で耳にすることのない質問を得ることができた。

新薬の認可プロセスへの変更がイノベーションを損なうかどうかという興味深いやりとりがあった。もちろん誰もイノベーションが損なわれることを望んではいない。だが今日に至るまでの長い間、われわれは製薬会社が本当のイノベーションよりもFDA[食品医薬品局]への認可手続きと特許のゲームから利益を得ようとするさまを見てきた。また、ブレークスルーとなる薬よりも、より福利の少ないいわゆる"me-too"薬を重視するという傾向にも同様の懸念がある。われわれはより低い価格と、同時により多くのイノベーションを必要としている。正しい改革によってそれを可能にできると私は確信している。

最後に、もうひとつの知的財産の問題に触れておきたい。知的財産の法律に公正なバランスを保つ一方で、異なる種類のイノベーションどちらにも平等な競争の場を用意することが必要だ。この競争の場とは、現在問題となっているプロプライエタリなライセンス方式とオープンソースの知的財産保護方式に対するものだ。この問題への私の見方はシンプルだ:政府はどちらか一方の知的財産保護方式をもう一方より優遇すべきではない。人々は自分自身で選択する自由を持つべきだ。私の州ではプロプライエタリライセンスまたはオープンソースのどちらを扱うビジネスも大きなプレゼンスをもっており、私はその双方を誇りに思っている。われわれは企業も個人も自由にプロプライエタリ、オープンソース、あるいは将来考案されるかもしれない新しい知的財産保護の形のどれでも選ぶことができる環境を確立しなければならない。政府の人間がオープンソースに関する国際フォーラムの開催を妨害するのは誤りだ――プロプライエタリライセンスに関する議論を妨害することが誤りであると同様に。すでに述べたように、政府の役割は平等な競争の場を作り出すことであって、勝者を選ぶことではない。

テクノロジーの将来について、そしてこの国の将来についてあなた方と共にblogできたこの機会は実に有意義なものだった。すべての質問に答えることはできなかったと分かっているが、この一週間に皆が提起してくれたトピックに今後も取り組んでゆくつもりだ。このblogは私にとって大きな助けとなってくれた。今後もコメントを読み、議論はblog.johnedwards2004.comの私のblogで続行するつもりだ。そちらであなた方の意見を聞くことができればと思う。ラリー・レッシグ、コメントを寄せてくれた人々、そしてすべての読者に感謝したい。

――John Edwards

[オリジナルポスト 11月7日午後1時31分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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