議会で失敗した後、コンテンツ産業はFCCに働きかけてブロードキャスト・フラグの義務化を進めようとしている。この政府の規制によるコードは大きな間違いだ。ネットワークの中間に実質的な要求仕様として義務づけられることによって、ブロードキャスト・フラグはあらゆる種類の革新的なアプリケーションを阻害してしまう。“抗タンパ”技術のみが許可されるならば、あらゆる種類のフリーおよびオープンソースのプロジェクトが事実上締め出されることになる。つまり、インターネットのイノベーションを可能としてきた2つの鍵――エンドツーエンドとフリー/オープンソースソフトウェア――が規制に追いやられるのだ。
その目的は? この技術の義務化が必要だという根拠は示されていない。映画産業は(レコード産業とは違って、)優れた新技術つまりDVDの導入で無料のライバルとほぼ対抗できている。(いずれにしろ、映画協会会長のJack Valentiにいわせれば、本当の海賊行為を行っているのはアカデミー会員たちだそうだ)。これは古典的な「まず規制して、考えるのはその後」であり、インターネットを規制する間違った方法の完璧な例だ。
このリンクを辿って、この愚かな企てに対抗するためにできることをして欲しい。もっと詳しく知るためには、Jonathan Krimがワシントンポストに書いたこの記事が参考になる。