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ギルモアの抵抗について

2003/08/06 10:56
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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私はジョン・ギルモアと共にEFFの理事を務められることを光栄に思ってきた。意見が一致しない問題もいくつもあるが、私たちは多くの価値観を共有している。なかでも特にこのひとつを:この恐るべきテロの時代にあっては、われわれは権威を持って行動する者に対して合理性を求めなければならない――平和の時代よりもさらに強く。
 私はブリティッシュ・エアウェイズのこの行動を合理的でないと考える。彼らにそれを行う“権利”があったことは疑わない。それがテロの時代における法の性質というものだ。だがそれは、私の見方からすれば重要な点ではない。彼らには、脅威の可能性を前にして合理的に振る舞う責任がある。ギルモアの振る舞いは脅威とはいえない。もしそれが脅威だとするならば、ボタンを外したところで脅威を取り除くことにはならないはずだ。それゆえに、かれに対してボタンを外すことを要求するのはどんな正当な目的も果たさない――誰が主導権を握っているかを示すこと以外には。権力ではなく理性こそ、常に決定権をもつべきだ。特に今という時代には。

[オリジナルポスト 8月2日午後8時35分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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