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LXG ――ウォルト・ディズニー流の創造力

2003/07/08 22:10
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Eric Hughesが、今週公開の映画The League of Extraordinary Gentlemen『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』に関するとても面白い情報を教えてくれた。この映画――宣伝によると「この夏もっとも斬新な映画」「未来を賭けて、彼らが最後の希望となる」――のキャラクターはすべてパブリックドメインから取られているそうだ。かつてウォルト・ディズニーが行ったように(そして現在のディズニー社が明らかに忘れ去っているように)、この映画の作者はクリエイティブな新しい作品を作るためにパブリックドメインを利用しているのだ。
(実質的に)永久の著作権を支持する人々へ:使用許諾を受けなければならない権利者の大群がいたとしたら、こんな作品がもっと作られるようになると思いますか?

Ericが送ってくれたキャラクターのリストがこれだ。まだ作成中であることに注意。訂正を私あてに送って欲しい。

Ericより:

この映画の原作は今生きているなかで最高の漫画家Allan Mooreの作品。原作のコミックは数年前に読んだけど、映画も完成したことだし、Allan Mooreがどこからextraordinary gentlemenのキャラクターを持ってきたのかちょっと興味が湧いて調べてみた。リストは以下。

Allan Quatermain:
H.R.ハガードの小説より。最も有名な作品は『ソロモン王の洞窟』(1885年)。
興味深い情報もある。『ソロモン王の洞窟』は、スティーヴンスンの『宝島』より面白い作品が書けるかどうかという賭に応じて書かれたらしい。

Thomas Sawyer:
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)。『ハックルベリー・フィン』はこの後。映画版で追加されたキャラクター。明らかに唯一のアメリカ人。

Dr. Henry Jekyll / Mr. Edward Hyde:
R.L.スティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』(1886年)。

Captain Nemo:
ネモ船長。ジュール・ヴェルヌ『海底二万哩』(1870年)。

Rodney Skinner:
H.G.ウェルズ『透明人間』(1897年)。小説のキャラクターの名前がこれだったか未確認。

Dorian Gray:
オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』(1890年)。

Mycroft Holmes:
シャーロック・ホームズの兄。アーサー・コナン・ドイル『ギリシア語通訳』(1892年)。この作品が初登場だったかどうか未確認。

Mina Murray Harker
ブラム・ストーカー『ドラキュラ』(1897年)。Jonathan Harkerの妻。

[オリジナルポスト 7月07日午後5時09分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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