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変身

2012/12/20 13:00
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プロフィール

クロサカタツヤ / KUROSAKA, Tatsuya

インターネットや通信、放送サービスが大きく変容する中、産業、政策、技術開発等の最新動向や、情報通信サービスと社会の関係性を考える上での「新たな視点」を、さまざまな分野でコンサルティング活動をしているクロサカタツヤ氏がお届けします。
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 2008年11月末のムンバイ・アタックから、すでに満4年が経ちました。
 
知人の中には、戦闘の現場となったタージ・ホテルに居合わせてしまった方もおられます。幸いその方はご無事でしたが、やはり何かを覚醒されたのか、いまは新天地で活躍されています。
 
2008年末といえば、ちょうど映画「スラムドッグ$ミリオネア」が上映されるというタイミングでもあり、インドの経済成長の明暗が世界に広く紹介された、そんな年でもありました。
 
インドはその後も、成長を続けています。中国のような無闇に線形的なGDPの成長こそありませんが、都市部を中心に経済発展は続いています。それこそムンバイでも、スラムを視察するツアーが催されていたり、転んでもただでは起きない、したたかな世界です。
 
Reality Tours - Tours - Slum Tours:
http://www.realitytoursandtravel.com/tours/slum-tours/
"On all our SIGNATURE DHARAVI TOURS, visitors will see on foot why Dharavi is the heart of small scale industry in Mumbai. Through our tour through 'India's largest slum' visitors experience a wide range of these activities: recycling, pottery-making, embroidery, bakery, soap factory, leather tanning, poppadom-making and many more.

When passing through the residential spaces, you will undoubtedly feel the sense of community and spirit that exists the area. People from all over India live in Dharavi and a tour through its narrow alleys is quite an adventure- you will leave with an enlightened sense of the purpose and determination that exists in the area."
 
そんな、なんとも興味深いインドの発展に資するべく、弊社もこの8月からインド事業を本格化させたことは、以前もご紹介した通りです。
 
インドビジネス事始め:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan:
http://japan.cnet.com/blog/kurosaka/2012/07/08/entry_30022353/
「インドというと、BRICsの一角であり、新興国の中心的な存在の一つであり、今後少子化へ向かう中国と違い人口は今世紀中に世界最大規模となる国であり、みんなカレーを食べている、という印象ではないでしょうか。そして、今後の日本経済を支えてくれる重要市場でありつつも、関係は中国の方が強く、なかなか手が出せないのではないかと思います。
 
 確かにそうした側面はすべて正しいと思います。特に後段の「なかなか手が出せない」は、実際にインドに赴いてみると、日本企業の進出が出遅れていることに気づかされます。それこそ欧米企業は言うに及ばず、韓国企業の進出もめざましいですし、さらに犬猿の仲とされる中国企業でさえ、進出には積極的です。
 
 とはいえ日本企業も、ここにきて動きは活発化しています。そしてそうした進出支援を一手に引き受けておられた(そして弊社もいろいろお世話になっている)インフォブリッジ社と、インド関連の情報サイトを運営するムロドー社から、「企もジョインして」というご要請をいただき、今回の参加となりました。すでにいくつかの案件について、具体化を進めることになろうと思います。」
 
この記事をしたためたのが7月。すでに案件はいくつか本格化しており、私も月イチのペースでインドに来て仕事をしています。
 
そんな発展著しいインドではありますが、私たちのよく知る、変わらない世界もあります。そう、ポンポンペインです。
 
いや本当は、そこも変わっているはずです。階層の細分化が進み、結果として中間層らしきものが形成されつつあるということの裏返しでもありますが、衛生管理に一定程度は配慮したレストランで外食を楽しむ文化などは、裾野が広がっています。
 
実際、みんな週末には、チャイニーズやメキシカンやマックやケンタを、ミネラルウォーターで流し込み、コーヒーショップでデートしながら、スマートフォンをカチャカチャやって、いろいろ楽んでいるわけです。もちろんカレーは味噌汁みたいなものだから、みんな毎日食べているけれど、そうじゃない世界も、普通にある。
 
すなわち、それなりに注意すれば、もはや簡単に回避できるトラブルではあります。だから、その注意を怠った、私が悪いんです。
 
しかしながら、日々過労気味の日本人が、仕事を終えて一息ついたランチタイムに、ついうっかり街中のレストランで飲んでしまったラッシーほど、「それなんてオレ流ムンバイ・アタック」と言いたくなる逸品はありません。

今回も、深夜便でデリーに入り、翌朝に打合せを一本こなし、昼過ぎにムンバイへ移動して、ホテルに入ってすぐ東京とのテレカンを一本済ませ、終わってからムンバイでの打合せへゴー。次の日は夜明け前から東京での仕事対応を済ませ、終わり次第午前中からムンバイでの仕事へ。
 
それが終わってから、ランチに入った街中のレストランで飲んだ、ラッシーだったわけです。今思えば、日本の飲むヨーグルトであっても、ポンポンペインに見舞われていたかもしれません。
 
しかし、症状は同じであっても、パワーが違うのがインド・クオリティ。ヨガのポーズでタクシーは止められても、どこに連れて行かれるか分からないまま、飛びます飛びます、というナチュラル・ハイな状態になってしまうわけです。
 
以後30時間、グレーゴル・ザムザと化しました。これ以上続きを書くのは、もうやめましょう。全面的に割愛いたします。
 
長くなりました。日本も宴会シーズンたけなわと思います。皆様何卒ご自愛ください。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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