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SNSショートケイクス

2009/04/27 18:58
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プロフィール

クロサカタツヤ / KUROSAKA, Tatsuya

インターネットや通信、放送サービスが大きく変容する中、産業、政策、技術開発等の最新動向や、情報通信サービスと社会の関係性を考える上での「新たな視点」を、さまざまな分野でコンサルティング活動をしているクロサカタツヤ氏がお届けします。
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連休前後にこっそり内々でアラートを出しておこうかと思ったら、産経がフライングしたようなので、とりあえず手短に書いておく。タイトルは魚喃キリコ原作の邦画から。

サーバー管理者に閲覧禁止措置要請へ/警視庁、子供の閲覧防止求め

わいせつ画像や未成年との交際を求める書き込みなど、18歳未満の子供に有害な情報がインターネットにあふれていることを受け、警視庁が「ミクシィ」など多数の会員を抱えるサイトやサーバーの管理者に対し、子供が有害情報を閲覧できない措置を取るよう協力要請を検討していることが26日、分かった。インターネット上の有害な情報から子供を守るための「青少年インターネット環境整備法」の施行に伴うもので、週内にも業者など数カ所に要請文を手渡す方針だ。

mixiではないらしいが某SNSサイト経由でレイプ事件が多発している、という話を耳にして以来、出会い系サイト規制法で来るものだと思っていた。しかし予想外に(振り返れば予想外ではなかったのだが)、こちらが出てきてしまった。久々に一本取られた、と唸っている場合ではない。

青少年インターネット環境整備法の詳細についてはこちらに詳しいが、端的にいえばこれは業法であり、これにより業者そのものを取り締まるための法的根拠がすでに存在していることになる。

しかも先日のAPECTEL39で、APECとOECDが共催した"Workshop on Promoting Safer Internet Environment for Children(SPSG)"でも、同法について政府が発表している。いわば国際社会でデビューしてしまっており、国内で有識者や関係団体がどう騒いだところで、もはや後戻りはありえない。国際機関での講演をなめるな、という話である。

たかがザル法というなかれ。ザルの業法は、それを使いこなせる官憲にとっては、むしろリーサル・ウェポンとなる。そしてすでに事件は現場で山のように起きており、気がついてみれば出会い系サイト規制法も含め、すべてがスケジュール通りの進行でここまで来ている。こうなると、これはもうダメかも分からんね、となる。

某サイトにおかれましても、夏頃に創業者勇退とか、社長交代に伴って融資を断られたとか、そんな悠長に構えている場合ではない。場合によっては明けない梅雨を迎えるかもしれず、そしてそのへんを察知した人々による有利取引が発覚すればもはや別件で御用、というどうしようもない展開は、十分あり得る。

というわけで、経営にタッチしていない純朴な中の人と、そのへんに商流を持って東南戦を展開している方は、警戒レベルを豚インフルエンザ並に上げて、身構えていただきたい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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