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ミャンマーと四川省の災害に寄せて

2008/05/16 08:43
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プロフィール

クロサカタツヤ / KUROSAKA, Tatsuya

インターネットや通信、放送サービスが大きく変容する中、産業、政策、技術開発等の最新動向や、情報通信サービスと社会の関係性を考える上での「新たな視点」を、さまざまな分野でコンサルティング活動をしているクロサカタツヤ氏がお届けします。
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ミャンマーと中国・四川省で立て続けに大きな災害が起きた。各国の報道をみているが、いずれも被害は甚大のようだ。

こういう時に何ができるか。一番いいのは現地に赴いて誰かの何かを手伝うことだろう。たとえ特殊な技術をもっていなくとも、避難先で不安におののく人々に声をかけ、あめ玉一つを手渡すだけでも、ちょっとした励ましになるかもしれない(このあたりの効用は田中康夫の「神戸震災日記」に詳しい)。

しかし残念ながら私は現地に赴くことができない。となると現地の人やそこに赴く人を支援するという道を選ぶことになる。具体的には物資なりお金なりを寄付するということだ。しかしこれが案外難しい作業で、本当にその物資やお金がそれを必要とする人たちに届いているのか、いざ考えてみると分からないことが多い。

たとえば赤十字のような大きい組織なら安心だろうか?もちろんある程度の信頼感はあるだろう。しかし彼らのアカウンタビリティに疑問を呈する声もないわけではないし、実際「国境なき医師団」の方が会計に関する透明性は高いとする意見もある。こうなると最後に頼れるのは個人的な信頼となる。

そんなわけで「どうしようかな?」と考えていたところ、とあるメーリングリスト経由でミャンマーの被害に関する下記の文面を受け取った。結論としては、こうした「顔がはっきり見える、バイ・ネームによる、人づて」で得られる信頼こそ、私が今回求めていたものである。そこでご本人の承諾を得て全文を掲載しようと思う。

とはいえ念のため留意していただきたいのは、すべては「自らの責任」で判断してほしいということである。私の直感では信頼しうるネットワークだと信じるが、人間のやっていることだから間違いというのはどこかに発生するものである。もし万一そんな事態になったとしても、服部さんや文中の研修生の方々の責を問うべきではないと私は考えるし、そう考える人にだけ行動してほしい。

ちなみに、こうした災害に対する援助そのものへの疑念があることも知っているが、私はこうした援助を一種の国際戦略だと考えている。言葉は悪いが、善意というレピュテーションを武器とした一種の軍事行動ということだ。実際米国では、軍隊のヘリや補給機、また海兵隊の一部をタイに待機させ、必要に応じ「援助活動」に投入できる体制を整えている。もし何らか抵抗感があるのだとしたら、こうした視点で援助活動を考えてみるのも一つの手だろう。

そして同じような動きが、中国・四川省での地震災害に向けても生まれてくることを、私は願っている。どこかにそうした「顔が見える援助」の動きはないものだろうか?

=====

札幌のビー・ユー・ジーの服部と申します。

かなり場違いな投稿ですがお許しください。

2年半ほど前、経済産業省関連の研修生としてミャンマーから
受け入れた人から、今回のサイクロン被害の支援の要請が来ました。
支援を求めているサイトのURLを掲載させていただきますので
良ければご覧ください。
http://cyclonerelief.wordpress.com/
日本語サイトもできています。
http://birumacyclone.blogspot.com/

このサイトの右側にある主催者リストの一番上に書かれている
Tun Thura Thet (SG)さんは、当社が受け入れた研修生の所属してる
会社(MIT http://www.mit.com.mm/)の社長です。
国名としてシンガポールとなっていますが、本社はミャンマーです。
私は2年ほど前に、ミャンマーで彼とお会いしていますが、信頼できる
人だと思っています。

PayPalに送金したお金は海外で現金化して同額をミャンマーに法人を
所有する会社(たとえば上記のMITなど)から支出し、被害が
軽微な地域で食糧や衣服などを購入し、ボランティアが被災地まで
運んで被災者に直接手渡しています。
上記サイトに掲載された被災地域での活動写真の中には、当社に研修に
来ていた本人も写っています。
ですので、この募金は被災地へ確実に支援が届くものと信じてご紹介を
させていただきました。

ご支援いただければ幸いです。

PS.さらにご賛同いただければ、皆様が参加されているコミュニティで
支援サイトをご紹介いただければ幸いです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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