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お笑い芸人やタレントに声優をやらせるのはやめにしてほしい

2009/03/21 03:28
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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昨日『ウォンテッド』をレンタルして観ました。アンジェリーナ・ジョリーがハードなガン・アクションを華麗にこなしているという話題作です。真の主役はジェームズ・マカボイでアンジーは脇役なんですけど、この作品には欠かせないキャラクターなのは確か。ていうか、アンジーだけが目を惹きつけるんで。

作品自体についてこの場で語るのは主旨から外れるのでほどほどにしておきますが、アクションはかなりいい線いってますし、ストーリーも楽しめること請け合いです。ただ、主人公がまだサラリーマンやってた頃のヘタレっぷりは異常。もうぐだぐだです。ま、このギャップがいいんだろうな〜。

さて、一般的に洋画は吹き替えなしで鑑賞するのがフツーだと思います。が、小学生以下の子供がいると、吹き替えにせざるを得ないこともしばしば(その昔『バイオハザードII アポカリプス』を劇場で吹き替えなしで小1の息子と観たけど、それはそれでビビリながらも楽しんでいたようす)。海外ドラマも吹き替えアリがほとんどでしょう。元よりアニメは吹き替えですしね。

声優さんの役割はいたって重要です。最終的に作品を良くするのも悪くするのも声優さん次第、といっても過言ではありません。なのに最近の映画やアニメときたら、声優としてはシロウトであるお笑い芸人やタレントを使うことに何のためらいもない。客寄せのためなんでしょうけど、これでは共演している声優さんにも失礼だと思うのです。しかもバランスが悪いこと、この上ないですし。

いえ、声の演技がうまい方なら文句はないんです。俳優さんやタレントさんの中には、声優さんとしても十分な実力をお持ちの方がいらっしゃいますから。でも、「これはちょっと」と感じてしまうことも多いのです。そもそも、映画やテレビと舞台や吹き替えでは発声の仕方からして別モノなんで、仕方ない面もあるかもしれませんが。

結局、これはどこの誰がヘタなのかという局所的な問題ではなく、制作サイドや配給元における意識のあり方が大問題なのです(個人的には『ウォンテッド』のDAIGOは役に合ってないと思うし、ハリセンボンのおかげで『呪怨パンデミック』の恐怖が薄まりましたが…)。

売れている芸能人を起用することで話題性を集め、ファンという名の固定客を引き寄せる。

いつまでもこんなことを続けていると、映画やアニメの持つ力はますます弱まってしまうでしょう。映画やアニメを愛する本物のファンを侮辱する行為ですから。そんなことにも気づかないんですかね。

しかし、よく監督やプロデューサーが許すものです。自分の愛すべき作品なのに…。売れてナンボの世界ですし、何だかんだいってもお金の力には抗えないのでしょうか。まあ、海外製の作品については、監督は吹き替えまでは把握しようがないのですけど。

「自己満足」になってしまいかねない作品の出来とか芸術性のあるなしを云々する以前に、観る者に上質なエンターテイメントを提供するという本来の「使命」を忘れないでほしいものです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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