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【ゲーム】Wiiのキラーソフトとなるか「大乱闘スマッシュブラザーズX」(速攻レビューby娘)

2008/01/31 23:55
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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テレビCMで大々的に宣伝されている『大乱闘スマッシュブラザーズX』、発売が1週間遅れファンをやきもきさせたが、本日無事手に入れることができた。もちろんゲームショップで予約しておいたのだが、会社帰りに受け取りに行く私への娘からの指令は「ゲームを買ったら、即、帰宅すること!」だった。私は私で昨夜のうちにガソリンを補充し、買い物を済ませ、カレーを大量に煮込んでおいた。夕食にカレーを選んだのは、準備する手間暇が惜しいのと食事時間の短縮のためである。後片付けは娘の仕事だが、こちらも量が少なくて済む(と考えていたらやらされた。甘かった…)。

あ、いや、うちの家族の意気込みはともかく、このゲームの何がスゴいのかと言うと、その登場するキャラクターの顔ぶれが尋常じゃないのだ。ざっと、公式サイトに載っているだけでも以下の通りである(それぞれキャラのタイトル名がお分かり頂けるだろうか)。この他に公式には発表されていないキャラクター、いわゆる「隠しキャラ」もいるという。昨日フェイントでいち早くゲームを手に入れたファンによって、続々とWeb上に情報がアップされ始めている。


マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウ、フォックス、
サムス、ゼルダ、クッパ、ドンキーコング、ヨッシー、
ピーチ、アイスクライマー、シーク、ピット、ワリオ、
ゼロスーツサムス、アイク、ポケモントレーナー、
ディディーコング、メタナイト、スネーク、リュカ、
ソニック、デデデ、ピクミン&オリマー…

 

ゲームや映画をレビューしていていつも思うのだが、どこからがネタばれなのかの判断が非常に難しい。娘はその点厳しく、既にクリアして判明していることでも「これはバラしちゃダメだよ」と言うことがままある。レビューはあくまでソフトの紹介が目的なので、肝心かなめのところは隠しておくべきだと(「攻略サイト」と銘打っている場合は別だが)。これはその通りだと思う。犯人が分かってしまった推理小説ほど、つまらないものはない。その忠告にのっとると、キャラクターの紹介もほどほどにするのがいいのかもしれない。

任天堂もその辺りのさじ加減を調整しているようだ。公式サイトに「発売後の更新方針のお知らせ」が掲載されている。

これから先の『スマブラ拳!!』は、隠しキャラクターや隠しステージの紹介、その他の要素の紹介をある程度継続し、『スマブラX』を遊ぶ人が後からまとめて見た時にひとつの大きなガイドになるようなものを築いていきたいと思います。
あと2ヶ月ぐらい継続しようと考えておりますので、よろしくお願いします。
なお、隠れキャラクターなどの情報が判ってしまいますから、閲覧にはくれぐれもお気をつけください。

ゲームを始めるには、Wii本体の更新が必要である。これから購入される方はパッケージに注意書きが貼ってあるか同梱されていると思うので、よく読んで更新しよう。公式サイトにも「Wii本体の更新に関するご注意(PDF)」がアップされている。

操作にはやり慣れたゲームキューブコントローラを選んだ。
(娘)「やっぱゲームキューブ(コントローラ)はやりやすいわ」
他に「Wiiリモコン横持ち」「Wiiリモコン+ヌンチャク」「クラシックコントローラ」が使用できる。

ゲーム自体は単純明快な対戦アクションゲームである。先日、ゲームショップで娘と共に体験版をプレイしてきた折、3歳くらいの男の子が「Wiiリモコン横持ち」でいかにも楽しそうに遊んでいるのを見てつくづく懐の広いゲームだと感心した。しかも、私と同じ程度の腕前なんじゃなかろうか(私のレベルが低いだけなのだが)。任天堂の岩田社長が「対象は5歳から95歳まで」と公言しているのは嘘ではない。…にしても、この、相手をブッ飛ばす爽快感がたまらん。

アドベンチャーモードの「亜空の使者」を始めた姉と弟。横スクロール系のアクションゲームである。ステージによってキャラクターが変わっていく。二人にはドンキーコングとディディーコングがお似合いだ。
(娘)「これ、なんかドンキーコングの新作っぽいよ」
(息子)「ほんとだ」
(娘)「やりごたえのあるアドベンチャーだなあ」
このモードはそれぞれのゲームの世界観を大切にしつつ、丁寧に造り込んでいるという印象だ。ムービーと大乱闘のバランスもいい。しかも、前作のように10分ほどでクリアできてしまうようなちゃちな造りではなく、ゆうに小作一本ほどのボリュームがある。

WiFiコネクションによる通信対戦もおもしろそう。特定の「フレンド」だけでなく、「だれかと」で個人情報を伏せたまま大乱闘することが可能だ。Wii『ポケモンバトルレボリューション』でもおなじみの対戦モードである。これ、やり出すと結構ハマる。2005年の5月に開催された「E3」において「ネットワーク化してほしい任天堂のタイトルはなんですか?」という調査で『スマブラ』が圧倒的だったというのもうなづける。結局、この調査がきっかけで本当に『スマブラX』を作ることになったのだそうだ。

ゲームファンを自称する方なら、このゲームが「神ゲー」であることを否定できまい。過去にプレイしてきたキャラクターたちは竹馬の友であり戦友でもある。憎いはずの敵キャラとてなんだか懐かしい。その思い入れのあるキャラクターたちを意のままに操り、敵に勝利すること。それがこのゲームの醍醐味なのだ。しかも、一つのシリーズに留まらず、全然別のシリーズのキャラ同士が対戦したり、協力してプレイすることができるのである。特筆すべきは、任天堂以外のゲームのキャラクターが登場すること。『メタルギアソリッド』からはソリッド・スネーク、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』からはソニックが参戦している。

また「名作トライアル」では、『スーパーマリオブラザーズ』を始め『ゼルダの伝説』『MOTHER2』などのゲームをバーチャルコンソールで体験できる。ただし、あくまで体験版なので時間制限があり、プレイしている最中にバッサリと打ち切られる。思い出に浸った後、どうしても欲しくなったらバーチャルコンソールで購入しろということらしい(『MOTHER2』はまだ売ってないのだけど)。

ファンが涙を流して喜ぶ要素は他にもある。まずはその舞台設定。各ゲームならではのステージがチョイスされている。「あのステージで思う存分戦えたら」というファンの願望を叶えてくれるのだ。ややマニアックだが『メタルギア・ソリッド』の「シャドーモセス島」とか、『スターフォックス』の「ライラットクルーズ」とか。もちろん「隠しステージ」もある。さらに、自分ならではのステージを作り上げることも可能となっている。他の人が作成したステージを「日替わり」で選択できるというのも刺激的な試みだ(きっと、ニコ動とかにも傑作が「うp」されるんだろうなあ)。

文句無く素晴らしいのはその音楽だ。テレビCMで流れているテーマ曲は壮大であると同時に厳粛で「聖なる戦い」を表すようなイメージを持ち、ゲームシーンと共にいつまでも心に残る名曲であると思う。また、各ゲームシリーズを代表するテーマ曲や挿入曲がふんだんに取り入れられている。かねてよりWiiの「任天堂チャンネル」で『スマブラX』情報をチェックしていた娘は、そうそうたるゲーム作曲家が名を連ねているのを見て驚きを隠せない様子だった。
(娘)「すご過ぎる! もう、あり得ないから」

ステージごとにテーマに合った1曲が流れるが、もしお気に入りの曲があるなら「オレ曲セレクト」で出現確率を高くするといい。ちなみに、ゲーム中にある“CD”アイテムを拾うと、曲の種類が増える。

CD出たら、買うんでしょ?
(娘)「当然。でも、発売されるかどうか心配〜」
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』においては、おそらく「大人の事情」というやつでCDが販売されなかったという経緯があるらしい(雑誌『ファミ通キューブ+アドバンス』の付録として、コンサートを収録したCDが出回っただけ)。結構な利益が上がると思うので、これは重大な機会損失である。うまく立ち回って是非とも発売に漕ぎつけてほしいものだ。

今までWiiはファミリー向け、お子さま向けといったイメージが先行していた。このようなお茶の間団欒的なイメージとHD非対応というスペックがコアなゲーマーにとってあまり魅力的には映らず、次世代機でありながらXbox360やPS3ほどの支持は集められていない(購入している方は多いが。…と書いていたら、娘が「支持されてるよ」と反論)。しかし、『スマブラX』の登場により状況は一変するだろう。何故ならこのゲームはシリーズ横断的であるだけでなく、ゲーム機をもまたぐファン層を獲得できる可能性を秘めているからだ。Wiiのキラーソフトになることは、スネーク参戦が発表された時点で確定していたのかもしれない。いや、自分がスネークファンであることを差っ引いても、店頭における売れ切れ状況とネット界隈の反応の大きさから、この『大乱闘スマッシュブラザーズX』がゲーム市場に与えるインパクトはかなりなものだと感じる次第である。

2008/02/01 午前5時30分:追記
「亜空の使者」をクリアしました。また、全キャラクター出現しました。ただし、1回クリアしただけでは全キャラは出ません。クリア後、決まった場所に隠しキャラが出るようになるので、もう一度回る必要があります。
「亜空の使者」以外のモードでも「隠しキャラ」は出せますが、「亜空の使者」が比較的簡単なようです。

2008/02/12:追記
「スマブラX」ネタバレ特集を公開しました。よろしければどうぞ。

大乱闘スマッシュブラザーズX 公式サイト
スマブラ拳!!

CNET Japan 2008/01/31
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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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