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Microsoft「VIRTUAL EARTH」と「Silverlight」を使ったインベーダーゲーム

2007/09/27 04:21
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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Invaters29月7日、慶應義塾大学 三田校舎で開催された『gコンテンツ・ワールド2007』へ行ってきた。午後から出かけたので着くのが3時近くになり、講演は3つしか聞けず、ちょっと残念。SVG Mapコンソーシアムの櫻井氏とお会いする約束もしていたのだが時間が合わず、これまた残念。ともあれブースは一通り見て回ったので、SVGの最新動向については近々まとめる予定。

さて、聴講できたのは次の3つの講演。

「Yahoo! JAPANのgコンテンツ戦略について」ヤフー(株)プロデューサー 来田 宣之
「サービスとしてのWebの方向性とVirtual Earth」マイクロソフト(株)エグゼクティブプロダクトマネージャ 磯貝 直之
「モバイルが拓くg-contentsビジネス?携帯電話を中心とするクロスメディア?」(株)インデックス 局長 寺田 眞治

今回は、マイクロソフトの「Virtual Earth」と「Silverlight」、それらを使った簡単なゲームをご紹介したい。

Virtual Earthとは

マイクロソフトの地図情報サービス。平面の地図に加え、米国版では斜め上から描かれた「バーズアイ・ビュー(鳥瞰図)」や3Dモデリングの「Virtual Earth 3D」を提供している。また、地図にコメントや写真を挿入できる「プッシュピン」、その「プッシュピン」で集めた情報を保存できる「コレクション」、地図を共有できる「スペース」などの機能を備えている。

Googleマップや他のgコンテンツサービスよりも後発なのかと思っていたが、Googleを追いかけてできたわけではないと磯貝氏は強調されていた。年表を見ると確かにその歴史は古く、前身である「MapPoint」は1995年頃、「Virtual Earth」は2004年頃に発表されている。その割に知名度が低いのは、まずは米国での普及に主眼を置くというX-boxと同じような戦略だからだろうか。9月19日には、ついに日本語版のAPIが公開された。日本の都市については、順次3D化して提供する予定らしい。
追記:マイクロソフトのプレスリリースはこちら

マイクロソフトでは、3Dモデルを作成するために特殊なカメラ(1台1億円!)を製造しているという。飛行機に搭載して自動撮影するため、3日で1都市の撮影が可能らしい。撮った写真は自動でプロセッシングされる。マイクロソフトはハードメーカーでもあることをすっかり忘れていた。これを使って自前で3Dデータを用意できるというわけだ。

マイクロソフトは、リクルートの海外旅行情報サービス「AB-ROAD」とVirtual Earthを組み合わせた実証実験「地球で旅行検索」を公開した。このデモを見るためには「Virtual Earth 3D」をインストールする必要がある。「See Maps In 3D」のウィンドウがポップアップするので[Download Now]ボタンをクリックし、案内に従いインストールする。
追記:リクルートの「地球で旅行検索」紹介サイトはこちら

残念ながら私の非力なマシンでは「Virtual Earth 3D」はまともに動かないし、地図を見るだけではつまらないので、磯貝氏が「こんなゲームも作られています」と話しておられた「インベーダーゲーム」を動かしてみた。ゲームのインタラクティブな部分はマイクロソフトの「Silverlight」を使用して作成されている。

Silverlightとは

9月20日に開催された『REMIX 07 Tokyo』でも紹介されていたSilverlight」。次世代Web環境を実現するためにマイクロソフトが満を持して放つ、クロスプラットフォーム対応のウェブブラウザプラグインである。9月4日に正式版がリリースされたばかりであるが、すでに様々なWebサイト上で使われ始めている。Flashの対抗馬との位置づけらしい。動画や音声のストリーミング配信やインタラクティブなWeb環境を、単純なスクリプトにより短期間で実装できるのが大きな魅力となっている。

Windows XP SP2Windows Vista上でのInternet Explorer 6以上とFirefox 1.5.0.8以上、Mac OS X上でのApple Safari 2.0.4以上とFirefox 1.5.0.8以上で動作する。また、Linuxのサポートについては、ノベルと共同で開発を進めるとの発表があった。Red Hat、Ubuntu、SUSE Linuxなどの主要Linuxディストリビューションをサポートするという。この取り組みは「Moonlight」と呼ばれている。

あらゆるプラットフォームで動作するというコンセプトは素晴らしい。特にLinuxについては、マイクロソフトの前向きな姿勢を評価すべきだろう。

インベーダーゲーム

Invaters1Destroy All INVADERS』は「VIRTUAL EARTH」のAPIと「Silverlight」を組み合わせて作成した簡単なシューティングゲームである。同サイトからソースコードもダウンロードできる

Silverlightのインストール方法

1.Destroy All INVADERSのサイトに行き、[Select a location]から場所を選択する。
2.PCにSilverlightが入ってない場合はインストールを即されるので、バナーをクリックする。
3.条件を読み「I accept」をクリックしてファイルをダウンロードする。
4.exeファイルをクリックして[実行]を押し、インストールする。
5.再起動する(再起動しないとうまく動作しない)。 Silverlight0

操作方法

1.Destroy All INVADERSのサイトに行き、[Select a location]から場所を選択する。
2.ヘリコプターを操作する。
 マウスで進む方向を決め、[Ctrl]キーで進む。
 マウスクリックか[Shift]キーで攻撃する。

まとめ

Virtual Earth」は、マイクロソフトのネットワークを統合する「Live戦略」の一環である。「Live戦略」には、オンラインポータルサイトの「MSN」、企業向けのビジネス支援サービスの「Office Live」、ゲーム機を介した家庭向けサービスの「Xbox Live」、検索を中心とした高度なカスタマイズが可能な「Windows Live」がある。この「Virtual Earth」は「Windows Live」の地図検索サービスという位置づけになっている。

Googleのマップサービスに隠れて目立たなかったマイクロソフトのgコンテンツだが、ようやくエンジンがかかり始めたようだ。

マイクロソフト
Microsoft(R) Virtual Earth
「Webクリエイタおよび開発者向けに地図情報プラットフォーム「Microsoft(R) Virtual Earth(TM)」のテクノロジを本日より提供開始」

リクルート
地球で旅行検索
リクルート Media Technology Labs
「地球で旅行検索」紹介サイト

andy.beaulieu.com
Destroy All INVADERS
Destroy All INVADERS Source

@IT 2007/09/07
「ノベルと共同で展開 Silverlight発表:MSのLinuxサポートは何を変える?」

CNET Japan 2007/09/20
「REMIX 07 Tokyo開催--SilverlightやVirtual Earthを組み込んだ次世代ウェブ環境を紹介したマイクロソフト」

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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