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【受験レポート】環境社会検定試験(eco検定)

2007/09/03 22:51
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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7月15日に「環境社会検定試験」いわゆる「eco検定」と呼ばれる試験を受けてきた。試験会場まで車で向かったのだが、台風の影響で風雨は強まるわ、方向音痴で道に迷うわで、会場に遅れて到着したときには、もうグダグダの状態。何とか気を取り直して試験に取り掛かったのだった。

原子力発電施設はどこまでの地震に耐えられるのか」でも書いたが、エネルギー問題に限らず、環境問題はごく身近な問題である。今、地球はどうなっているのか、どうすればその環境を維持/向上できるのか、「eco検定」の学習は環境問題を考え直す良い機会となった(国立環境研究所の「夏の大公開」へも息子と出かけてみたり)。

特に近年、企業や公的機関において、環境に対する取り組みは必須のものとなってきている。eco検定はISO取得後の継続学習の一環として、社員の意識改革や自己啓発にも役立てられているという。実際、筆者の所属する会社も環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management Systems)の構築に関する規格であるISO 14001を取得しており、積極的に社員のeco検定合格を推し進めている。

eco検定試験概要

東京商工会議所 検定センターが実施する試験。公式テキストにエコ検定創設の主旨が載っている。
『はじめの一歩は皆が知識をもちあうこと。めざすところは地球環境の改善・保全と持続可能な社会の形成』
環境検定に合格すると“エコピープル”と認められる。eco-people.jpのサイトでは“エコピープル”同士の情報交換、活動発信などをサポートしている。

夏季と冬季の年2回実施で、第3回試験は2007年12月16日(日)。申込登録期間と払込締切日は、個人と団体では異なるので注意が必要だ。受験エリアは全国にまたがっている。

環境社会検定試験(eco検定)
受験エリア

試験は制限時間2時間で、マークシート方式による選択問題。100点満点だが、問題によって配点が異なる。第2回試験では大問が10問でさらに小問に分かれており、各小問は各1点か各2点の配点となっている。

結果

合格点 70点(100点満点中)
合格率 51.5%

筆者の成績は71点で、ぎりぎり合格。ふぅ〜。

試験内容はかなり難しいと感じた。昨年10月に行われた第1回試験の合格率が80.1%だったことを考えると、合格率51.5%はかなり低い。難易度は大幅にアップしている(去年がやさし過ぎた?)。まだ、始まって間もない試験なので致し方ないが..運/不運が明暗を分けたのではないだろうか。

勉強方法

筆者は公式テキストを読み、過去問を解いて試験に臨んだ。セミナーや通信講座もある。最近の話題からも出題されたので、新聞の環境問題の記事に目を通しておくとよいかもしれない。

テキストと問題集

東京商工会議所のeco検定のページから「公式テキスト」と「過去・模擬問題集」を購入できる。「テキスト正誤表」へのリンクもあるので、要チェックだ。
テキストでは、本文脇にある小さな活字の解説文(注釈)からも出題されるので隅々まで目を通し、文章中に出てくるキーワードを覚えておく必要がある。
ちなみに、現在販売されている「過去・模擬問題集」は、第1回検定試験問題と解答・解説、2つの模擬問題を掲載したもののようだ。第2回試験の問題と解答に対応するものが発売されるのかどうか不明である。

受験対策セミナー

eco-people.jpのサイトにセミナー一覧がある(上記公式ページからもリンクあり)。公式テキスト込みのセミナーと別購入が必要なセミナーがあり、開催場所や問い合わせ先、受験料もまちまちである。
対策セミナー

通信講座

公式ページに通信講座の問い合わせ先のリンクがある。
よくわかる地球環境問題コース

番外編

受験勉強に直接役立つかは分からないが、環境に関する本を紹介したい(テキスト代は会社持ちだが、こちらの2冊は自腹で購入)。

Photo地球温暖化の入門書としてオススメなのが、アメリカ元副大統領アル・ゴア氏の『不都合な真実 ECO入門編 地球温暖化の危機』である。頁をめくるごとに美しいカラー写真や図表が目に飛び込んでくる。中学生でも読みやすい構成だ。原著と違い、ゴア氏のプライベートな面が排除され、章立てて分かりやすくまとめられている。

Photo_2デヴィット・スズキ氏ホリー・ドレッセル氏の『グッド・ニュース―持続可能な社会はもう始まっている』は、世界中の人々の環境への取り組みについて述べた書だ。環境問題を語ると暗い話に陥りがちになるが、この本は良いニュースを抜き出すことで地球の明るい未来を描こうとしている。環境を復元するための解決策が必ず存在すると信じること、その姿勢が重要なのだろう。また違った視点で環境問題を見直すことができる好書だ(500頁超のボリュームがあり、読み終えていないが)。環境問題に興味があるなら、ぜひ、ご一読あれ。

eco検定は公式テキストが用意されており、勉強しやすい。また、当日、問題を持ち帰れる点もいい。後日郵送してくる「結果」に正答が記載されているので、自分で問題を見直すこともできる。元来、ふるい落とすための試験ではなく、環境問題への関心を呼び起こすための試験なのであるから、この姿勢は正しいと思う。

他の多くの資格試験にも見習ってもらいたいものである。ほとんどの試験が正解すら分からないままだ。過去問題集がある場合はそれを買えばいいのかもしれないが、受かってしまってから新たに購入する人はいないだろう。たとえ受からなくても、問題集を買い換える人は少ないと思う。後で復習しようにも、どこに載っているのかさえ分からない事柄も多い。「商売だから」という一言で片付けないでほしいものだ。

受験申し込み手順

お申込み手続き

1.インターネットか電話で最初の申し込みを行う。

2.その後、申込書(払込取扱表)が郵送されてくるので、郵便局またはコンビニエンスストアで受験料を払込むこと。受験料の払込みをもって、申込み手続きは完了となる。払込締切日までの受領印が有効なので、期日を厳守すること。

3.受験票が送られてきたら、当日までに写真を貼り付けておこう。

ただし、試験内容や申し込み手順は変更になる可能性もあるので、公式ページをチェックすることをお忘れなく!

東京商工会議所 検定センター
環境社会検定試験(eco検定)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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