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「ステルス型ウィルス」から広がる妄想(スパムメールとか..)

2007/02/04 01:01
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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昨年公開された『ステルス』という映画、ご覧になりましたでしょうか。私は観ようと思い(ネタにしたかったんで)、つい先程レンタル屋に行ってきたのですが、先月で配給会社に返却してしまったとのこと。なんでやねん!
ところで、この映画の主要キャラ(?)として「ステルス戦闘機」が出てきます。敵に見つからないように、レーダーなどから探知されにくくした戦闘機のことです。そもそも、ステルスには「隠れる」とか「見えなくする」といった意味があるのです。

一方、「ステルス型」と呼ばれるウィルスは、ウイルス対策ソフトやアンチスパイウェアの検出機能を無効にし、容易に発見されないよう、なりを潜めて活動します。大量のスパムメールを送信するために、使われることもあります。

現在のところ、スパムメールを確実に撃退する方法はないようです。それでも、自分でメールフィルタを設定するとか、加入プロバイダのフィルタサービスを利用するといった対策で、ある程度は防ぐことが可能です。
もし、そのようなメールが手元に届いても、決して開いてはいけません。特にHTML形式のメールや添付ファイル(過激なエロ画像でも)は危険です。また、本文中に「不要な方はこちら」といった送信拒否のためのアドレスが書いてあっても、律儀にクリックしてはいけません(やりがちですが)。どちらも、自分のメールアドレスの有効性をスパム業者に証明する行為です。さらに多くのスパムメールが送りつけられることになります。

また、スパムメールは波打ち際で防ぐだけではダメで、送信元のサーバーを根絶しなければなりません。といっても、自前のサーバーから直接送ってくるわけではなく、ボットがセキュリティの脆弱なマシンを踏み台にしてメールを中継させます。ですから、自分の管理するマシンが「ステルス型ウィルス」に感染して、大量にスパムメールを発信する「ゾンビ」マシンとならないよう、穴を塞いでおく必要があります。OSに適切なパッチを当てるファイアウォールを設置する等、強固なセキュリティを構築する手間を惜しまないことです。

通信会社もただ手をこまねいて見ているだけではありません。去年ここで書きましたが、「25番ポートブロック」を実施したり、有効な対策を模索中です。しかしながら、これは悪質な業者とのいたちごっこでもあります。ウィルスやスパイウェアは、年々手口が巧妙になってきています。このままいくと、将来的にはとんでもないことになりそうです。

かなりダークな未来を夢想すると(近未来「SF」超小作)..

バイオ技術の驚異的な進展は、ネットワークにも多大な影響を及ぼした。ゲノムウィルスの出現である。それは自らを複製・増殖し、あまたの壁を乗り越え、広大なネットワークのシナプスを駆け巡る。あるときはライオンのように隊を組んで獲物を追い詰め、またあるときはハイエナのように弱った標的に狙いを定め、確実にミッションをこなしていく。
ウィルスを操っているのは、ブロードキャストによる指令を与え続け、巨万の財を築く影の支配者、そう、ネット界の「闇の帝王」と呼ばれるXだ。
「ぅわっははは、すべてのネットワークは、この私にとってこそ存在意義があるのだ!」
しかし、自己増殖の過程で染色体の一部に転位が起こり、ウィルスに突然変異が発生。進化したゲノムウィルスは旧種のウィルスさえも滅ぼし、無敵と化す。ウィルスを制御することは、帝王とて、もはや不可能。慌てた帝王は旧ゲノムウィルス用のワクチンを用いて全ウィルスの駆除を試みるが、逆に神経ペースメーカーに攻撃を受け、ダメージによって廃人となってしまう。
人類は、自らの生活を、そして生命を守るため、ネットワーク網を断ち切ろうと立ち上がるが..

(「妄想」はつづく)

そのうち、映画『ステルス』のように、ウィルスそれ自体が意志を持って行動し始めるときが来ないとは、言い切れませんよ(冗談ですってば! でも暴走程度ならありそう)。
何でも、2006年12月に送信された全世界のメールのうち、94%がスパムメールだったそうです。自分の身の安全は自分で守るしかないようです。

CNET Japan 2007/02/02
ステルス型ウイルスや複合的手口で感染拡大--2006年のメール被害

GIGAZINE 2007/02/01
全世界の電子メールの94%がスパムに

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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