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PCで雑誌をめくれる快感..(FlipBook)

2007/01/22 03:23
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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Flipviewer_zassi1月19日、電子書籍サイト「Flib」が開設された。早速ビューワーをWindows (Mac OS X用もあり)にインストールして使ってみたが、このビューワー、なかなか面白い。雑誌をパラパラとめくる感覚で操作できるのだ。例えば、ページ3回クリックすれば、3ページ先へ。本の端をつまんで、ページをめくることもできる。なんかこれ、クセになりそう..

コンテンツは雑誌、小説、絵本、総合図書30点ほどで、すべて無料。これから順次拡大し、近いうちに300点を達成を目指す。有料のコンテンツも登場するらしい。ITproによると、Googleやamazon.comの検索結果を閲覧するデモも行われたという。つまり、表示対象は書籍に限らないということだ。

また、ナレーション、アニメーション、動画にも対応しているので、インタラクティブなコンテンツを作成できるのも魅力だろう。内部や外部へのリンク、画面のスクロールや拡大/縮小、インデックスの配置等、制作サイドで必要な機能を選択して設置できるようになっているようだ。

1月下旬から発売される5社のパソコンにプリインストールされるという。これらのマシンには、Windows Vista用のビジュアルなガジェットも提供される。普段はサイドバーに置いておき、必要なときにデスクトップに展開することができるらしい。表示されている書籍をクリックすると、Webページに移動するしくみだ。今のところ、コンテンツは少ないが、PCにプリインストールされることで閲覧数が延びれば、早いうちに多くの出版社が参入する可能性がある。

コンテンツ

小説は青空文庫のコンテンツと同じものがある。夏目漱石の『坊っちゃん』とか、小泉八雲の『耳無芳一の話』とか。有料システムになれば、小説はもっと増えそうだ。
雑誌は、無料のマンガとして最近話題になった『コミック・ガンボ』やアンカー・パブリッシング社の雑誌類がある。小さなお子様向けに絵本も揃えている。

コミック・ガンボ』については、近くでの配布がなかったため、非常に気になっていた。今回、読めてとても満足。画面の拡大縮小機能や、Webページへのリンク機能が組み込んである。ただし、目次やインデックスがないので、順番に読んでいかなければならない。

アンカー・パブリッシング社の雑誌は、インタフェースをよく作り込んである。『ginger』を読んでみたが、リンクが張ってある目次があるはもちろん、各ページの左下隅にも「index」を配置している。動きのあるページもあって、眺めるのが楽しい。

インストール

独自フォーマットのFlipBook形式の書籍を閲覧するには「FlipViewer」という専用のビューワーと「ActiveXコントロール」のインストールが必要である。

Webサイトの右上にある[FlipViewerダウンロード]のリンクか、いずれかの書籍を[読む]リンクで、インストール画面に移れる。後は、指示に従ってインストールを進めればよい。

操作方法

初めての方にも分かりやすいインタフェースを備えている。

コントロールボタン
画面の右上に、コントロールボタンが表示される。ボタンはコンテンツによって異なっており、この他に画面の拡大や縮小ボタン(虫眼鏡)が配置されることもある。

ボタン以外のページめくり
ページの四隅をクリック → ページをつまんで、ページめくり。
Flipviewer_yosumi

ページクリッククリック回数分、先のページへ飛べる。
下方をクリック → やや遅めにページめくり。
上方をクリック → やや速めにページめくり。
Flipviewer_mekuri

本の側面のブックマークをクリック → 該当ページに飛ぶ。
本の側面をクリック → 該当ページに飛ぶ
Flipviewer_page

リンク
ページ内にリンク箇所がある場合は、クリックで他のページやWebページに移動する。
Flipviewer_link

インデックス
ページ内にindexがある場合は、クリックするとインデックスが表示される。ここから各ページに飛ぶことができる。
Flipviewer_index

まとめ

以前に「パラパラ漫画を読もう」でGyaOの動く「コミックス」を紹介したが、このFlipBook形式でも同じような動くマンガが作成できそうである。GyaOの「コミックス」はページが自動的に切り替わる(ややアニメ的)が、こちらはページをめくる必要がある(漫画誌的)。しかし、自分のペースでマンガを読めるのはいい。雑誌のように写真を多用したビジュアルな誌面を気軽に眺めることができるのは、ページのめくり方が既存の雑誌と同じだからだ。堅苦しい感じがしない。

また、収益は広告で賄える見込みだという。今後、タダで読める雑誌が増えていくことを期待したい。小説については今さらと思うかもしれないが、マンガや雑誌といったコンテンツによって利用が促進されれば、マーケットとして成功する余地は十分あるだろう

ITpro 2007/01/19
イーブック・システムズが新しい電子書籍サイトを開設

ASCII24 2007/01/19
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BroadBand Watch 2007/01/19
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CNET Japan 2007/01/22
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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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