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(続)YouTubeに日本語が!

2006/10/18 00:42
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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前回の話で、例の「Ads by Google」によって、日本語の広告が表示されていると書いたが、それはずい分前かららしい(お騒がせしました)。

今回は正真正銘の日本語対応だ。厳密に言うと、以下の6言語対応である(6カ国語という言葉は国に依存しているような気がするので、あえて使用しない)。

English
Spanish
Japanese
German
Chinese
French

YouTubeのすべてのページが対応しているわけではなく、2箇所のみのカスタマイズだ。

1.[Videos]タブの Most Recent | Most Viewed | Top Rated | Most Discussed | Top Favorites の各ページ

左側の「Browse Videos」の[Language]で言語を選択できる。
Youtube_japanese1

2.[Upload]タブの「Video Upload (Step 1 of 2)」ページ

[Language]プルダウンメニューで選択が可能。ただし、こちらのページはビデオアップロード用なので、ユーザー登録しなければ表示することはできない。
Youtube_japanese2

はじめの一歩だが、これでYouTubeが多言語に対応する意思があることが確認できた。ローカル化ばんざいである。しかし、今回特に注目すべき点は、実は他にあると考える。つまり、[Language]リンクに"All"があることだ。

元々英語サイトであるYouTubeが、いろいろな国、さまざまな言語の人々からアクセスされている理由を、まず考えてみよう。

第一に、対象が動画であること
映像は口ほどに物を言いというか(いや、「目は口ほどに」か)、ただ単に面白いビデオでも、興味深い映像でも、見れば一目瞭然。現在、オンラインビデオは最も有力なマスメディアであると言われている。

第二に、コミュニケーションの手段があること
たとえビデオが何を表しているのか分からなくても、質問することでその内容や意味を知ることができる。また、ビデオに対する感想を述べたり、批判することも可能だ。これは、コメントによるものと、ビデオによるものがある。日本人とアメリカ人の対話は主に英語のコメントでなされていることが多い。異文化コミュニケーションの輪がビデオを中心にして拡がっていくのは面白い(ビデオのヒアリングが十分にできず、誤解が混乱を生んだこともあったようだが.. 私自身も含め、国際交流は慎重に節度をもって行いたいものだ)。

第三に、多文化の体験が可能なこと
先の二つとも関連してくるが、さまざまな国の人や文化・考え方に触れることができる。国内にもビデオ共有サイトはあるが、この楽しさはYouTubeならではのものと言えよう。

以上の三点を踏まえて、さらにローカル化を図るとしたら、言語ごとの完全な遊離はそのキモを抜くような愚行である。なぜなら、自国語のサイトがある場合、大方の人は他の言語のサイトを見なくなってしまうからだ。当然の成り行きなのだが、YouTubeに限って言えば、これは進歩というよりはむしろ退化である。

ここで、"All"が登場する。
自国語での(あるいはその言語を使用する人が作成した)人気ビデオを見るのはもちろん、すべての言語での人気ビデオのチェックが、クリック一つでできる。これは素晴らしいアイデアだと思う。YouTubeの精神を一つも壊さずに、ローカル化を行う解決法がここにある。

YouTube、これからどんな道筋を歩んでゆくのか、ますます楽しみになってきた。

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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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