こんにちは、最近寒くなってきて、そろそろ年末を感じてきている木村です。
並行して走っているプロジェクトがあるので、毎日忙しくも楽しく働いています。
さて、今日は私が考えているミニマルライフについての話です。
手放すのがミニマルライフじゃない
ミニマルライフというと、断捨離とか何もない部屋にちゃぶ台だけ、とかを思い浮かべませんか?
ものを手放すことをミニマルライフと言っている方もいますが、私はちょっと違う捉え方をしています。
ものを手放すというのはあくまで第1段階で、そこから、必要なものを最大限に活用できるようにする、という第2段階があると思うんです。
欲望の適正配分こそミニマル
手放すだけではなくて、手放した後どうするのか、が大事だと思います。
ただ手放すだけでは、欲望と決別できませんし、リバウンドしてしまう可能性もあります。
だから私は、手放した分だけ別のどこに重きを置くのか、ということを第2段階として考えています。
結果、生活は以前より充実していっています。
私が実践したミニマル
例えば私の場合、ブランディングという仕事柄もあって、以前はたくさんの機材を自前で持っていました。
グラフィックデザインをするのに高スペックのパソコンやソフトウェアが必要、映像を撮るのにビデオカメラが必要、スチルを撮るのにカメラが必要、音源を作るのにレコーディング機材が必要、といった具合です。
これを、キャッシュを稼ぎ出す順に優先順位をつけて整理します。
私の場合、最も効率が悪かったのが映像関連です。安くなってきたとはいえ、売れる映像を作るために継続的に更新し続けなければいけない映像機器は50万〜100万です。
これに対して映像制作の単価は10〜30万、しかも制作時間は平均で150時間を軽く超えます。
単純に10万で制作した時の時間単価でいえば600円強と、コンビニのバイトの方が高いくらいという現状があります。
ですから、ここにはお金をかけられないというシビアな判断で一旦別の部分に投資を集約するわけです。
私は動画系の機材、無駄なクラウドサービス、動画系のソフトウェアを購入していたキャッシュをウェブ系の仕事へ集約しました。
とはいえ、ウェブ系はほとんど経費を使わないので内部留保(会社の貯金)として蓄えが増えていっています。
こんな風に、手放す部分を精査したあと、お金をかける部分に目一杯投資するのが本当のミニマルだと私は考えています。
実生活ではどのようにミニマルを実現すべきか?
生活用品で考えたら、例えば服のジャンルなどが似ていると思います。
流行から服を購入している人はシーズンごとに着合わせができない服がクローゼットにあふれているのではないでしょうか?
私の場合、1つ自分が一番着たいアイテムを決めて、それに合うものだけ選ぶように変えました。
こうするだけでも、必然的にボトムス2本、それに合う着合わせが数種類だけで良くなり、衣類にかけるお金は劇的に減りましたね。
私は毎年年始に1回、アウトレットに行き、その後夏に1回H&Mに行くくらいで、ほとんど衣服を買いに行きません。
その代わり、仕事で使うスーツやビジネスシューズは、オーダーなどで着回しができる最低数作ったり、購入したりしています。
着る頻度が少ない私服は買い控え、お金に直結する仕事着には投資するわけですね。
ライフスタイルによりどこを控えてどこに投資するかは違ってくると思いますが、控えるだけでなくその後にどこに使うか、が重要だと考えています。
今回は自分なりのミニマルライフについて書いてみました。
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