こんにちは、今年は寒暖差にやられなかった木村です。
4月から始めたワークライフバランスの調整で免疫力が上がったのか、妻が風邪を引いてもうつりませんでした。
自分のパフォーマンスがビジネスに大きく関わってくるので、今後さらにハイパフォーマンス維持に邁進したいですね。
さて、今回は内でスマートロックを展開するQrio株式会社へオンラインで取材を行いました。
Qrioは私も使っているスマートロックで、国内の多くの内鍵に設置してスマートロック化できるガジェットです。
使ってみるまで気づかなかったのですが、解錠はもとより自動施錠がとても便利です。
秒数をアプリで指定しておけば、解錠されてから任意の秒数後勝手に施錠してくれます。
急いで出発したい際など、ほんの少しのことですが体感的には重宝しています。
今回は普段使っていて疑問に思ったことを中心に、お話を伺いました。
Q. 外国製のスマートロックは様々な商品がありますが、Qrioの優れている点を教えてください
A. 工事不要で簡単に誰でも取り付けることができる点が違います。海外ではDIYの文化があり、簡単な工事を自分たちでやることに抵抗がありません。一方日本では、そういった文化が海外と比べて一般的ではなく、また賃貸市場が大きいため、後付けである必要があると考えています。
海外製のスマートロック商品は、種類こそあれ普及があまり進んでいないようです。
私が海外で生活していた折には、ちょうどMP3プレイヤーが流行りだした頃で、亜種がたくさんありました。
その後、iPodという事実上の解が出てしまったことで、ほとんど市場から姿を消してしまいましたが、黎明期に実用性よりもまずは商品化、という動きが欧米の特徴なのかもしれません。
Q. 今後プッシュプル方式への対応や展望がありましたら教えてください
A. 現在、別売のオプション品をご購入いただければ対応できる状態です。
このあたりは私が不勉強だったのですが、「設置することができないサムターンのタイプ」の中にスイッチ式、防犯サムターンが含まれているものの、スイッチ式では無いプッシュプル方式には高さ等が合えば問題なく使えるようです。
さらにご案内頂いたURLを見ると、スイッチ式でも美和ロック製のものにはすでに対応しているとのこと。
今後もこの部分のパーツのバリエーションが増えれば使える鍵が増えて行く点に関しては、さすが日本製の細やかな対応部分だと感じました。
Q. 今後AppleのHomeKitに対応予定はありますか?
A. HomeKitが独自の通信プロトコルを使用している点や、ハードウェアの制限により、現状対応の予定はございません。
なるほど、残念ながらアプリ無しでiPhone上で他の機器と一括管理、というわけにはいかないようです。
とはいえ、アプリで十分便利に使えていますし、スマートドアベルなどど組み合わせれば不在でも宅配の受け取りに使えそうな部分は大いに期待できます。(※現在Qrioを外出先からコントロールするには別売のQrio Hubが必要です)
新設するモデルルームでは、スマートドアベルも設置予定なので、またレポートしたいと思います。
今回はスマートロックについて書いてみました。