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ハードウェアの進化とソフトウェアの進化のいたちごっこ

2008/05/06 00:20
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プロフィール

千ヶ崎 隆司

「君に」と言いながら、実際のところは自分の脳内をデフラグするために始めたようなブログです。 少しでも読んでいただいた方の役に立つような情報を書けたらと思っています。 ちなみにタイトルの由来はYMOの名曲から。 更新頻度を上げるために四苦八苦しております。申し訳ありません。 基本的に「エライ」人の間違いを考えることがテーマになっています。 ご意見等がありましたらtwitterアカウント「@tchiga_cnetj」まで。記事のソース等も貼り付けて行く予定です。
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前回の投稿からものすごく間隔が空いてしまって申し訳ないです。本当にすみません。

ゴールデンウィークももうお終いな今日この頃ですが、ここ最近はメインで使用しているPCのハードディスクを交換したら、データを全部吹っ飛ばすというとても素敵なことをしてしまい、OSの環境設定で恐ろしいほど時間をとられ、泣きそうになりながらゴールデンウィークは終わって行きそうです。

本当なら、システムの入ったハードディスクのイメージを新しいハードディスクにコピーすれば良いだけなのに、ディスクイメージ作成のユーティリティをインストールする寸前で、PCケースの蓋を開けて新ディスクを取り付けつつ作業をしていたら、いつの間にかCPUクーラーのケーブルがファンに絡まり、CPUが熱暴走->再起動するも直接ブルーな画面。ゼロからのスタートが確定しました。本当に泣けました。

リテールのCPUファンはケーブルが絡まってくれと言わんがばかりの構造なので、どうにかして欲しいです>インテルさん! 

そんな折、運の悪いことに45nmプロセスのQuad Coreが登場してしまい、ついつい衝動買い。ついでにマザーボードも衝動買い。本当の意味でゼロスタートです。石(CPU)は死んでいなかったので、石もマザーボードも増える一方です。

そんなわけで完全に新PCを組み立てることになったのですが、ドライバやHotfixを当てるのに時間が掛かるわ、微妙に相性がでてしまい不安定だわで、ビクビクしながらバックアップイメージを大量生産しつつ、何とか実用レベルまで持ってきました。(実際には趣味関係をインストールしていないので完全体まではまだほど遠いですが)

さて、ハードディスクも新品かつ以前のものよりもリード・ライトが速くなっているし、FSBもCPUクロックも以前のPCよりは上がっているわけで、理論的には当社比1.3倍以上は見込めるはずなのですが、しかし、Adobe関係の遅さが気になって仕方がないのです。特にCS3はひどいものです。アレは、苛めなのか、もしくは芸術的な感性のなせる技なのかは解りかねますが、いい加減にしてほしいです。

ちなみにOSはXP Proです。vistaは持っていますがこれは邪魔にしかならないのでコースターになっています。こちらも本当に素晴らしい感性で作成されたOSだと思います。未だ対応していないアプリも多いですし。これはきっと次期Windowsである「Windows7」を待ちなさいと言う暗示、もしくは期待は裏切られるためにあるということを身をもって知れということなのでしょうか?

ハードウェアの進化はとどまることを知らず、「ムーアの法則」のムーア氏すら驚かせている状況はまだまだ続きそうです。友人に言わせれば、私はPCを買い換えすぎている、数年前のPCでも十分現役、とのことですが、メインで使用するアプリケーションが快適に思えない以上、これからもパーツの買い換えは当分続きそうです。

それもそのはずで、PCが校則になるのと同時にアプリケーションもバージョンアップをするたびに重くなっていくため、この負のスパイラル現象は終わりそうに無いからです。まさか、新しいハードを購入させるための陰謀なのではないかと思えてしまいます。

正直なところ、今回のCS3へのアップグレードは大失敗でした。購入前から地雷のような雰囲気を醸し出していたし、各所のレビューも目を通していたにもかかわらず、何てことをしてしまったのだと頭を抱えても後の祭りです。

XPが出た当初も今までとは比べられないくらいリソースやメモリを喰らってくれていましたが、最近のメジャーなアプリケーションはそれ以上に大食らいで、それは加速する一方であるような気がします。

そんな現状を鑑みるに、本当にソフトウェアは進化しているのでしょうか?

CPUやGPUのハードウェアに新たに組み込まれる技術は、今まで以上に処理を高速にするためのものです。アプリケーションをそれらの技術に対応させ、最適化を図ることは進化と呼べるでしょう。

ですが、同時に大容量化していくメモリなどのハードウェアを見越して(皮算用して)アプリケーションが設計されているのであるならば、それは進化では無いと思います。大本のWindowsがそうしているとしか思えない行動をとっているのですから、それは時代の流れなのだとあきらめるべきなのでしょうか?

綺麗で素敵で使い切れないほどの機能を多く備えた重いアプリケーションが好きですか?それとも、見た目は良くなくても快適に動作して安定しているアプリケーションが好きですか?

そんな二者択一すら選べなくなっている昨今の現状が何か解せなく思えてしまうのは、私だけではない気がします。

最近仕事には全く持って関係が無いにもかかわらず、アルゴリズムやデータ構造の本を読んでいます。PGの友人曰く、「大切なのはプロセスであってアルゴリズムそのものではないが、アルゴリズムは知っておくべきであり基礎となるもの」とのことで、同時に「最近主流の言語にgotoが存在しないことが恨めしい」とも言っていました。

gotoは多くの場合プログラミングする上で「悪」のように扱われますが、それはgotoを使うべきではないところで(便利だからという安易な気持ちで)使う事例が多くあり問題となったため「悪」のレッテルを貼られていますが、goto自体は必要であるから存在しているのであって、正しく(最適化する最良の手段として)使用するのであれば、gotoは有効な手段として機能します。

最良のアプリケーションというものは、人それぞれのプライオリティが違う以上存在しないでしょう。しかし、それをベンダーにはそれを目指して欲しいと思うし、快適に動作すると条件も重要な要素でしょう。特に業界のデファクトスタンダード的な存在であるのならば、なおさらです。また、ソフトウェアで言えば、PalmOSやSymbianOSなど、プロセッサとしてはARMやH8など、明確な方向性・指向性を持つことも重要でしょう。

確かにインターフェースは重要ですが、それ以上に快適であることを望みたいものです。私はそれこそが正当なソフトウェアの進化であると考えます。快適さを阻害するインターフェースは改悪でしかないと思います。バージョンアップを重ねるごとに快適に動作するように設計することは、作業効率の向上にも大いに貢献します。 

ちなみにPGでもない私がアルゴリズムの本を読んでも「無駄なだけ」と言われました。うーん、様々な手法を学ぶことは無駄ではないと思うんですけどね。プログラムに限らず、スマートな発想をするのに役立つ気がしなくもないのですが。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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